Stadiaだけじゃ物足りないGoogle。
最近のGoogle(グーグル)は、クラウド・ゲームサービスの「Stadia」でAAAゲームも遊べるというのに、今度はPCゲームが揃うSteamのゲームも、Chrome OSで遊べるようにする動きがあるようです。
Linuxの種類が壁となっている
9to5Googleの説明によると、Google Chrome OSは元々、Linux用のアプリケーションをOS上で仮想的に動かす「Debian」というディストリビューション(OSの種類)をベースにした「Crostini」という機能が使われているのだそう。一方、Steamのゲームは「Ubuntu」というディストリビューションをベースにした互換レイヤー「Proton」を使って、Windows用ゲームをLinux上で走らせているため、今のChrome OSでSteamは使えない状態とのこと。
Googleに動きあり
ですが最近、Googleが「Ubuntu」をベースにした「Borealis」をテストしているコード変更が見つかったため、Steam実装に向けて本格的に動いているのではないか? と見られるようになりました。
SLASH GEARいわく、そうなるとかなりのハイエンドPCが必要になると考えられるそうなのですが、第10世代Intel Coreプロセッサを搭載した新しいChromebookのウワサが出回っていることから、もしかしてソレが…? と点と点を繋げようとしています。
どんなゲームが楽しめるのか
Steamには『レッド・デッド・リデンプションII』や『ファークライ5』、『モンスターハンター:ワールド』などの大作ゲームが揃っており、もうすぐ『デス・ストランディング』のPC版も仲間入りします。それらを動かすには、やはりパワフルなPCである必要があるんだろうなぁと思う反面、もしかしたらパワー不足で軽いゲームしか遊べない…なんて事態になったりして?
まだまだ憶測の域を出ていませんが、Chromebookユーザーのゲーマーは気になるところかなと思います。
Source: 9to5Google via SLASH GEAR, Stadia
Reference: エンジニアの入り口