今を逃したら6800年見れない!ネオワイズ彗星を意地でも肉眼で見る方法

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今を逃したら6800年見れない!ネオワイズ彗星を意地でも肉眼で見る方法

彗星がこんなキレイに肉眼で見れるのは23年ぶり!

CometでCovidをいっとき忘れてみませんか?

太陽系のいちばん遠くから未確認のまま飛んできて3月に初めてNASA赤外線天文衛星によって発見された「ネオワイズ彗星(Neowise:C/2020 F3)」が、太陽をくるっと回って地球接近中です!

近日点は3日。燃え尽きなくてよかったー。まだ太陽にとても近いので、太陽風で尾が伸び、肉眼で見える二等級の明るさで輝いていますよ。

いつ、どこで見れるの?

北半球一円で観測が可能です。国立天文台によると、日本の場合、次の方角で今月いっぱい見れるとのこと。

7月前半:明け方の北東の低い空

7月後半:夕方の北西の空

おすすめアプリ

星図を目安にするのもいいし、Comet Bookで軌道を追うこともできます。無料のComet Bookで軌道を追うこともできます。Stellarium、SkySafari(Android/iOS)、Star Chart(Android/iOS)、StarWalk(Android/iOS)なんかのアプリを入れて、スマホを空にかざしながら探してみるのも楽しそうですね(有償・彗星未対応の場合あり!)。肉眼で見えるけど、紛らわしい星もたくさんあるので、位置確認には双眼鏡や望遠レンズを使いましょう。

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7月7日ローマ上空のネオワイズ彗星。点線は国際宇宙ステーション(ISS)の起動
Gianluca Masi/Virtual Telescope Project

撮れるのは今だけ

肉眼彗星は10年に1度で、こんなに輝くのは1997年以来とも言われています。5月のアトラス彗星(C/2019 Y4)は崩壊し、肉眼彗星が期待されたスワン彗星 (C/2020 F8) も暗くなった後だけに、これはうれしいサプライズですね。

NASA担当副調査官Joseph Masieroさんがプレスリリースで明らかにしたところによると、ネオワイズ彗星は直径5kmで、核は「46億年前の太陽系形成当時の辺りに生まれた煤けた黒っぽい粒子」で覆われているのだとか。地球に1億300万km以上近づく恐れはありません。

撮るときのコツ

地平線スレッスレで移動し、日の出前のほんの短い時間しか撮れないので、撮ると決めたらうんと早起きして高台に行くのがポイント。三脚使用で、露出は空の明るさで調整します。

うまくいけばこんな心奮える映像が撮れますよ。

Alyn WallaceさんがSONY α7iiiで捉えたネオワイズ彗星。尾がお別れのリボンのようにたなびいて神秘的☆彡

15日以降はだんだん暗くなっていくそうなので、ぜひ明るい今のうちに見ましょう。このチャンスを逃すと、次回ネオワイズ彗星がめぐってくるのは6800年後です

7月14日10:13、原稿の一部を修正しました。

Source: Alyn Wallace国立天文台つるちゃんのプラネタリウムComet BookUniversity of Arizona

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