楽天Kobo Niaファーストルック:Kindleも危うい電子書籍エントリーモデル

  • 6,596

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • そうこ
楽天Kobo Niaファーストルック:Kindleも危うい電子書籍エントリーモデル

電子インク、アツいんですって。あえての白黒リーダーがいいんですって。長くそう言い続けています。

私個人は長年のKindle Paperwhiteユーザーなのですが、人におすすめするときは選択肢・比較対象があった方がいいでしょう。楽天の電子書籍リーダーKoboシリーズの新メンバーKobo Niaがなかなかいいって話です。発売日直前、米Gizmodoのファーストインプレッションをお届け。


※米国では、Kobo Niaは99.99ドル、Clara HDは119.99ドル。日本では、Kobo Niaは1万980円、Clara HDは1万5180円。価格差に違いがあります。

北米エリアで電子書籍リーダー買おうと思うと、書籍の豊富さなどを加味して2択に絞られます。AmazonのKindleシリーズか、楽天のKoboシリーズ。Kindleの最安値モデルのライバルとなるのが楽天の新しいモデル、100ドル端末のKobo Nia。高画質ディスプレイにバックライト、ロック画面の広告もなし。

AmazonのKindleの最安値モデルは90ドル(8,980円)。これは広告つきモデルでロックスクリーンやスリープモード時に広告が表示されます。とはいえ、広告表示で読書が邪魔されることもないし、特に気になることはありません。それでも広告メッセージがそこにあること自体が気になるという人は、20ドル追加して広告なしモデル(1万980円)を買う選択肢もあり。

これを踏まえてのKobo Nia。広告なしです。Kindleの広告なしモデルよりも10ドル安い。もちろん、「おすすめの本」などの表示はありますが、それはKindleも同じ。楽天は電子リーダーを始めてみようかなという新規ユーザーを、Kobo NiaでAmazonからがっつり持っていく作戦なんでしょう。すでにKindleユーザーで、Amazonアカウントで多く書籍を買っている人は乗り変えが面倒なことは否めない。しかしまっさらスタートの新規ユーザーであれば、10ドル安いなら明らかなリードポイント、購入の決め手になります。

Kobo NiaのライバルはKindleだけじゃありません。同シリーズ内にもいます。兄貴分のKobo Clare HD(1万5180円)ですね。ぱっと見では見分けつきにくいですが、並べてみるとNiaの方が若干厚い。6グラム重い。ポートの位置が違う。

200720kobonia01
上がKobo Nia、下がKono Clare HD。サイズはほぼ同じだが、Niaの方がちょっとだけ厚い。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

外観は似ていますが、画面をオンにすれば差がでます。Clara HDのEインクディスプレイは300ppi、一方Niaは212ppi。現行Koboシリーズは、Nia以外すべて300ppiスクリーンなので、ここが最大の差になります。ちなみに、Kindleは167ppiです(Kindle PaperwhiteとKindle Oasisは300ppi)。目を近づけてアップで見れば、その差は歴然。ですが、目を近づけてというのがポイントで、本を読むときそんなに顔を近づけません。目と本を適切な距離に離して読むのであれば、正直差は感じません。

200720kobonia02
左がKobo Nia(212ppiスクリーン)、右がKobo Clara HD(300ppiスクリーン)。アップで見るとはっきり差があるが、読書のしやすさに違いはなし。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

見た目もディスプレイも読書する上で大差ないなら、Kobo Clara HDの意味はなんでしょう? それはですね、スクリーンの色味を変えることができる機能です。スマートフォンやタブレットではお馴染みのナイトモード、スクリーンの色が黄色っぽくなり、暖かい感じになるやつ。そのナイトモードがClara HDにはあって、Niaにはない。Niaの最大輝度は実はClara HDよりも若干明るいのですが、色味は寒色系のみ。ナイトモードで暖色になるClara HDのほうが、寝る前に読書する人にはいいのかも。

200720kobonia03
左がKobo Nia。右がKobo Clara HD、夜モード発動で色味が変わっている。
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)

電子リーダー新規ユーザーならば、Kobo Niaはいいスタート。(米国の)Amazonの書籍数と比べても申し分ないですが、一応購入前に読みたい本があるかチェックしておくこと。手持ちのドキュメントを読む用で使いたいという人なら、KoboはKindleよりも対応フォーマットが多いのが魅力です。

i3kbtk0c9tat7jcbidbr
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)
たった20ドルの価格差ならClara HDという人もいるかと。期待したいのは、今年の年末商船でNiaが米Koboシリーズ初の値下がりしてくれること!

oebocqjrizyw0gzhapy9
Photo: Andrew Liszewski (Gizmodo)
別売のフェイクレザーカバーは、青、黒、黄色あり。Clara HDのカバーとは違い、スタンドにはならず。

一方、兄貴分のKobo Clara HDは、ディスプレイ画質もよく、ナイトモードもあり、別売りケースはスタンドにもなるClara HDの方がやっぱりよくて、20ドルプラスが予算的にOKならClara HDかな。購入を急いでいないなら、今年のクリスマス、年末商戦のセールで値が下がる可能性にかけてみるのもあり。

楽天Kobo Niaは、日本時間で7月22日発売。

Source: Rakuten楽天

Kobo Nia ほしい?

  • 0
  • 0
楽天

シェアする

    あわせて読みたい

    powered by