ついに!Windows 10から「コントロールパネル」が消える

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  • author Joanna Nelius - Gizmodo US
  • [原文]
  • R.Mitsubori
ついに!Windows 10から「コントロールパネル」が消える
Image: Microsoft

コントロールパネル出すなら、右クリックだった。

最近のMicrosoft(マイクロソフト)は、ユーザーが困っているのを楽しんでいるかのように、Windows 10の基本機能にガンガン変更を加えています。たとえば最新バージョンの2004ではWindows 10を初期化するFresh Start(新たに開始)」が「このPCを初期状態に戻す」機能と統合されていますし、Windows 10 Pro、Enterprise、EducationではWindows Updateの延期可能日数が削減されています。

そしてマイクロソフト関連情報を発信するWindows Latestによると、近々システム情報などを含む「コントロールパネル」 までが「設定」と統合されてしまうんだとか。これは、長年のユーザーにとっては、ちょっとショックなニュースかもしれません。

かく言う私も、Windows 95時代からコントロールパネルにお世話になってきました。何か困ったことがあったとき、会社の先輩がコントロールパネルを開いてササっと問題解決してくれたとき、 ものすごくかっこよく見えたものです。それがなくなるなんて、「今日から貧乏ゆすりは違法」と言われるのと同じくらい辛い…。

現在のWindowsではコントロールパネルの出し方が3通りある

公平を期すために言いますと、現時点ではシステムの仕様に関する情報が3カ所に点在していて、しかもその内容がちょっとずつずれてたりするので、確かにわかりにくいんです。ちなみに今システム情報にアクセスする方法は以下の通り。

① コントロールパネル>システムとセキュリティ>システム

② 設定>システム>バージョン情報

③ 検索システムに「システム情報」と入力

① と②はほとんど同じ情報で、プロセッサ情報やRAMの容量などが表示されています。ただし、バージョン情報には文字どおりWindowsのバージョンに関する記載も。一方の③ではマザーボード、GPUや他のハードウェアを含む、PCに関するより詳細な情報が含まれます。Microsoftはこの情報を一元化しようとしているとのことで、今後はコントロールパネルが完全に削除されることになるのかも。

ちなみに最新のテストビルドWindows 10 Build 20161によると、他にもいくつか変更点があるようです。ああ、私の知っているWindowsはどこへ行ってしまうのか…。

同アップデートを発表したマイクロソフトのブログ記事には、「我々は、コントロールパネルの機能を設定に組み込むための作業を続けています」と記されています。

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さよなら、コントロールパネル。長い間ありがとう(涙)。
Image: Gizmodo US

Microsoftが狙っているのは情報の一元化

Windows 8で設定アプリが登場して以降、Microsoftは情報の一元化を進めています。当時、Microsoftはスマートフォンと最新のOSを統合し、タブレットも推進していきたいと考えていたようです。ただ、同社はこうした変更に対するユーザーの反応(抵抗感?)を過小評価している気がします。あの物議を醸したカラフルなスタートメニューのウィジェットなど、Windows 8の機能の一部をWindows 10は継承していますから(7以前の「すべてのプログラム」が今も恋しい…)。

もしMicrosoftがコントロールパネルを完全になくすのであれば、すべてのユーザー(Windows Insiderプログラム加入者だけでなく)に対して、その必要性や移行先などをしっかり説明し、長年のユーザーからの不満にきちんと対応すべきだと思います。これまでの教訓を生かして、ね。

ただ、今はなにもMicrosoftの内蔵ツールにこだわる必要はありません。サードパーティのソフトウェアを使って、いくらでも自分好みの仕様に変えていくことができます。ハードウェアの情報システムツールなら、 CPU-ZSpeccyなんかが無料で優秀なのでおすすめです。

現状、「バージョン情報」の下の「システム情報」で、お使いのWindows 10のバージョンとビルド番号を確認しておくといろいろ役立つこともあるかと思いますので、チェックしてみてください。


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