さらにゼロを目指して。
スクラップを再利用した独特な出で立ちの「スペース ヒッピー」でインパクトを与えたナイキが、その遺伝子をエアジョーダンにも盛り込みました。廃棄物やリサイクル素材を使った「クレーターコレクション」の登場です。


新たに追加されたのは、トラディショナルな「Air Jordan 1 High Zoom」、非対称なシューレースが小粋な「Crater」、履きやすさグンバツのサンダル「Crater Slide」の3足。
いずれもキャンバス地のアッパーには、リサイクルされたポリエステルやナイロンが使用されています。粒状感のあるアウトソールは「スペース ヒッピー」と同じ、グラインドラバーとナイキフォームのブレンド。新しいCraterFoamなるクッショニングが追加されていて、これも余ったゴムから作られたリサイクルパーツ。
ナイキはサスティナビリティへの取り組みとして、Move to Zeroを掲げています。炭素や廃棄物の排出量ゼロを目標に、廃棄物のリサイクルや再生エネルギーを活用し地球環境を守ろう、というもの。Nike AirやFlyknitなどのハイテクパーツもリサイクルで作られていますが、「スペース ヒッピー」や「クレーター コレクション」は、デザインとサスティナブルの高度な融合を感じさせますね。
「クレーター コレクション」は2020年秋頃登場予定。価格は未定ですが、スニーカーウォーズによると「Air Jordan 1 High Zoom」は175ドル(約1万8700円)で8月12日より海外で発売予定とのことです。