SpaceXのスターシップ爆発実験、ガス漏れ現場では「Spot」が嗅ぎ回っていた

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  • author 岡本玄介
SpaceXのスターシップ爆発実験、ガス漏れ現場では「Spot」が嗅ぎ回っていた
Image: LabPadre/YouTube

トンでもない場所でスポットされました。

先日800万円でネット販売が開始された、ボストン・ダイナミクスの犬型ロボット「Spot」。これが6月23日、テキサス州にあるSpaceXのボカ・チカ基地で起こった、爆発事故現場で動き回っていたことが報告されました。

限界を知るための意図的な爆発

爆発したのは、「Starship」ロケットの開発で作られた試作タンク「SN7」SPACE.comいわく、行なわれたのは超冷却液体窒素を充填する圧力テストで、実際の打ち上げ中に超低温推進剤を保持できるかどうかを試す実験だったとのこと。そして爆発は、意図的に起こさせたものだったのでした。

INTERESTING ENGINEERINGによりますと、「Starship」は8.6バールの圧力に耐える必要があるため、この爆発は304Lステンレス鋼が301より強いかどうかを調査する実験だったのだそうです。

そしてSpaceXはわざと最大限に加圧した結果…タンクがボカーン!

窒素ガスの中にいるアレはもしや!?

しかしその爆発直後、モウモウと沸き立つ窒素ガスの中に蠢く一匹の犬が…!? それこそがボストン・ダイナミクスからやって来た、ボカ・チカの番犬「Spot」でした。

Video: LabPadre/YouTube

「Spot」はaiboのような愛玩用ではなく、工場や危険地帯などで異常を検知するための、いわば移動式センサーみたいなものです。なのでこの使い方は正しいといえましょう。どのようなデータを収集したのかはさて置き、SpaceXでのお仕事はかなりヘヴィーな事故現場検証となりました。

犬小屋が作られている

またボカ・チカには、「Spot」のために作られた犬小屋が確認されており、書かれた文字から全知全能の神ゼウスと名付けられたことが判明しました。

さすが、イーロン・マスクの茶目っ気がこんなところでも炸裂しています。

窒素ガスの中を平然と動き回るゼウス君。宇宙や天候を支配する天空神でもあるので、SpaceXの守り神としてこれからも活躍してくれそうです。おそらくは、火星基地にも連れて行かれることでしょうね。

Source: Twitter, YouTube via INTERESTING ENGINEERING, SPACE.com

イヌ科 Spot属 SpaceX類 Zeus君 ほしい?

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