クローン戦争の戦後を描く?
『Disney+(ディズニープラス)』もついに日本上陸を果たし、ついに見られるようになったアニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の最終シーズンも話題の中、新たなスター・ウォーズのアニメが発表となりました。
The cavalry has arrived! Star Wars: The Bad Batch, an all-new animated #DisneyPlus Original Series from Lucasfilm, will debut in 2021. Get all the details: https://t.co/Q0A22VViHGpic.twitter.com/MepLLamA7d
— Star Wars (@starwars) July 13, 2020
その名も『Star Wars: Bad Batch(スター・ウォーズ:バッド・バッチ)』。『クローン・ウォーズ』のファイナル・シーズンに登場する「クローン・フォース99」という特殊部隊が主人公となるシリーズ。
とにかくカッコよかったヤツらの新エピソード!
まだファイナル・シーズンを見ていない方のために簡単に説明すると、クローン・フォース99は、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で量産しているところが描かれたクローン・トルーパーたちの中で、戦闘に有用な遺伝的変異を持った者たちを集めた部隊。
クローンは本来であれば外見や声はほぼ同じであるはずなのですが、それぞれの隊員が独特な身体的特徴と別々の能力を持ち、クローンが教育されるものとは異なる戦術を使うことで、他のクローンから異端視され、「不良分隊(バッド・バッチ)」と呼ばれている連中。
ファイナル・シーズンの序盤に登場し、シリーズの看板キャラクターとも言えるクローン・トルーパーのキャプテン・レックスと共闘するのですが、とにかくカッコよくもっと活躍が見たかったのでかなり嬉しいニュース。
ストーリーは、クローン戦争の終結後、傭兵となった彼らが、危険な任務に挑みながら自分たちの新たな目的を探して悪戦苦闘していく姿を描くものとなるのだとか。本来クローン戦争のために作られた兵器とも言える彼らが、その戦争が終わっちゃったあとどうするのかというのはすごく気になるところ。
ちなみに他のクローン・トルーパーの多くはクローン戦争の終結後に誕生した帝国の初期にストームトルーパーとなることが多かったものの、製造時の成長促進のせいで老化が早いためすぐに志願兵・徴募兵に置き換えられてしまっていました。果たしてバッド・バッチはどういう流れで傭兵になるのか、また実質の続編である『反乱者たち』とどう繋がっていくのかも気になるところ。
『クローン・ウォーズ』や『反乱者たち』の総監督であり、そしてドラマ『マンダロリアン』を作り上げたデイヴ・フィローニはこの『バッド・バッチ』では製作総指揮となる予定。
そして総監督は『反乱者たち』や『レジスタンス』のいくつかのエピソードで監督をしたブラッド・ラウになるとのこと(『反乱者たち』に登場するフェン・ラウの名前の元ネタの人)。総監督からは外れたものの、とりあえず生みの親であるフィローニが関わるのは安心の流れですね……!
『Star Wars: Bad Batch』は2021年、Disney+で配信予定。