ディスプレイ買い換えなきゃ(甘え)。
Intelが、現状多くのデバイスで採用されている「Thunderbolt 3」の後継となる次世代規格「Thunderbolt 4」の概要を発表しました。次世代CPU「Tiger Lake」への統合や、対応するコントローラーチップ「Intel 8000」シリーズの2020年内提供も予定されています。早ければ2020年内に「Thunderbolt 4」搭載のPCが出るわけですね。
「Thunderbolt 4」の最大データ転送速度は40Gbpsと、既存のThunderbolt 3と同じ。ですが、「Thunderbolt 3」ではパッシブケーブルで最大速度を出せるのが0.8mまでだったのに対して、「Thunderbolt 4」ではパッシブでも2mまで40Gbpsが出せるように。PCIeの(最低)転送速度は16Gbから32Gbpsに向上し、ストレージ転送速度は最大3,000Mbps。

いままで1基しかなかった4K出力は2基に増設され、8K出力にも対応しました。「Thunderbolt 4」は2021年に登場予定とされているUSB4規格に準拠してるので、USB4と互換性を持ち、Tyep-C端子でディスプレイと接続するかたちです。HDMIケーブルの立場が…。
また、TechCrunchによるとAppleはARMベースの次世代Mac、すなわちApple Silicon搭載のMacにて「Thunderbolt 4」の採用を検討していると表明しています。「Thunderbolt 3」に続いて、MacはThunderboltマシンであり続けてくれるかも?

ARM版Mac(や周辺アクセサリー)も気になるけど、「Thunderbolt 4」はUSB4より一足先に僕たちが使える次世代規格となるわけです。にしても最近、新規格の発表が続きますね。
Source: Intel Newsroom via 4Gamer.net, YouTube, TechCrunch