実は綿じゃないんだけどね!
綿棒はほとんどの場合、1回使うとゴミ箱にポイしてしまう日用品ですが、プラ軸綿棒だとプラゴミになってしまいます。そこで、水と石鹸で1,000回洗って再利用できる「LastSwab」という環境問題を考えた綿棒が作られました。
All you need is a bit of soap and water, and your LastSwab will be as good as new! pic.twitter.com/0BqAsI0ucL
— LastSwab (@LastSwab) June 18, 2020
1,000本の綿棒がコレ1本で
これは両端がTPE(熱可塑性エラストマー)で、軸がナイロン、そして専用ケースがトウモロコシ由来の生分解性プラスチックという全てリサイクル可能な素材で作られており、1,000本分のプラ軸綿棒を駆逐します。
万が一、これが海に漂流したとしても、環境に与える損傷は使い捨ての綿棒と比較して0.1%未満になるのだそうです。
メイク用にもどうぞ
「LastSwab」は、両端が水玉型で先がすぼまったものと、小さなデコボコがあるものの2種類が作られています。耳掃除に使ってもいいですし、メイク道具として使ってもOKです。いずれも柔軟性と耐久性があり、無害の素材で肌に優しく、お手入れも簡単です。
One swab, three functions, zero waste. 🙌 🚯 pic.twitter.com/8xI0gn0ffH
— LastSwab (@LastSwab) July 13, 2020
色は7色あり、日本円にして1,400円とのこと。一応、注意点としては子供の耳かきには推奨されておらず、またアセトンやマニキュア落としなどの溶剤も使わないように、とのことです。

ちなみに筆者は、風呂上がりに毎日紙軸の綿棒で耳掃除で得る快楽を味わうのが習慣になっています。ですが紙軸もやっぱり一度きりの使い捨てなので、可能なら「LastSwab」を使ったほうがいいでしょうね。
Source: YouTube, Twitter(1、2), LastObject via Futurism