Dropboxのパスワードマネージャー、将来的にみんなが無料で使えるようになるって

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  • author 三浦一紀
Dropboxのパスワードマネージャー、将来的にみんなが無料で使えるようになるって
Image: ギズモード・ジャパン

なんでもかんでもDropboxに入れとけばいいんだ!

たいへんお世話になっているオンラインストレージサービス「Dropbox」。まだクラウドなんて言葉の意味もあまりわからないときから、「複数のパソコンでファイルが同期できる!」ということで愛用しまくっております。新規ユーザーを招待すると、紹介料として無料で使える容量が増えたりしたもんです。

そのDropboxが、有料プランである「Dropbox Plus」および「Dropbox Professional」ユーザー向けに、新機能の提供を開始しました。

そこで、 DropboxでCore Dropbox部門を統括するSVP&GM(Senior Vice President and General Manager)のティモシー・ヤングさんにご紹介いただいたのですが…そこで驚きの発言が!

Dropbox Passwordは将来的に誰でも使えるように

今回いくつかの機能が追加されたのですが、僕らが気になっていたのが「Dropbox Passwords」。とにかくパスワード管理ってたいへんですよね。これがDropboxでできるようになると、たいへん便利。現在、使用するにはDropbox Plusユーザーになる必要がありますが、専用アプリをダウンロードすると使えます。

最大のメリットは、いつも使っているDropboxでパスワード生成から管理までできるところ。アプリを使いますけど、セキュリティ面で信頼できるDropboxで管理できたり、複数デバイスで簡単に同期できる点は、他の同様サービスよりもちょっとリードしている感じがしますね。Dropboxはコンシューマー向けのサービスとして始まっていますから、使い勝手に関しては申し分なし。

ティモシーさんいわく、この機能を追加しようと思ったきっかけが「Dropboxの多くのユーザーが、テキストファイルやWordファイルにパスワードを記載してDropboxに保存していた」からなんだとか。それならもっといい方法があるのでは、ということで開発したそうです。

ひとまず有料のDropbox Plus向けのサービスとしてリリースしましたが、将来的には無料のDropbox Basic向けにも提供する予定があるとのこと。これはうれしい! もしかしたら、機能的にPlusとBasicでは異なるかもしれませんが、こういう生活に密着した機能を全てのユーザーに提供していこうというDropboxの姿勢はすばらしいなと感じました。

また、現在使っているパスワードたちをDropbox Passwordsにインポートする機能も実装予定だとか。これが実装されたら、Dropbox Passwordユーザー一気に増えそう。

今回追加された新機能たち

今回Dropbox Plusには、Dropbox Password以外にも機能が追加されました。重要なファイルを高いセキュリティで保護するだけでなく、緊急時には特定の友人や家族がアクセスできるようにする「Dropbox Vault」、そしてPCを丸ごとバックアップしてどこからでもアクセス可能+復元が簡単に行なえる「パソコンのバックアップ」です。

Dropbox Professional向けには2つ。1つめは「ブランド共有機能」。この機能を使うと、共有フォルダにロゴや会社名、背景画像を追加して表示できます。ブランディング大事。そして「トラフィックとインサイト機能」。こちらは共有したリンクを追跡することができます。Googleアナリスティクスのような機能ですね。

以上は個人向けですが、ビジネス向けとしては「Dropbox App Center」という機能が提供されました。こちらは、Zoom、Slack、Google、LINE WORKSなどのDropboxパートナーを一元管理できるスペース。現在はベータ版として一部のユーザーに公開中となっています。

こんなときだからこそシームレスで快適な生活が送れるように

今回の機能追加は、ティモシーさんによれば「在宅勤務が日常化したことによって分散したチームメンバーやフリーランスの人たちが、この環境の中で自分のファイルを整理整頓して、よりシームレスで快適に仕事や生活ができるように」開発したとのこと。たしかに、コロナ禍で世界の人たちの生活や働き方は大きく変わりました。ビジネスとプライベートのファイルがカオスになっている、なんて人も多いかもしれません。

仕事と生活の境目が曖昧になってきている今だからこそ、Dropboxのようなシンプルでシームレスなサービスが頼りになるはず。今回の個人向けの機能追加で、さらにDropbox依存が高まっちゃうかもしれませんね。

2020年8月31日修正:ティモシー・ヤング氏の肩書きを適切なものにするとともに、誤字を修正いたしました。

Source: Dropbox

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