カラフル=正確な世界観。
距離が計れるようになったり、メルカトル図法から3D地球儀表示に変更したりと、サービス開始から15年で少しずつ便利でリアルになってきたGoogle マップ。今度は薄めの色合いがちょっと鮮やかになり、山や森や雪といった大自然の様子がもっと判別しやすくなりました。
Call it our summer glow-up. ✨A new color-mapping algorithmic technique will help over 18 billion football fields of mountains, snow, and forests look more detailed on Maps. Learn more → https://t.co/rogNWO1OyGpic.twitter.com/JZH55zmDlk
— Google Maps (@googlemaps) August 18, 2020
比較しないと以前を思い出せないほどの変化ですが、確かに違いますね。
森の豊かさがよく分かる
Googleのブログいわく、今回の更新により日に焼けた砂浜や砂漠、青い湖、川、海、渓谷といった場所が簡単に区別できるようになり、木々のある地域はどれほど緑が豊かなのかもわかり、また山頂に積雪があるかどうかも判断できる、とのこと。
その方法をタネ明かし
その秘密は、高解像度の衛星画像にコンピューターヴィジョンを使っているところだそうです。特に乾燥している、凍っている、または森林に覆われている場所や、山岳地帯といった自然の特徴を特定した上で、HSVカラーモデルでより豊かな色彩を割り当てているんですって。
そのおかげで、今はアイスランドにあるヴァトナヨークトル氷河が白く表示され、見つけるのが容易になっています。

やっぱり地図はカラフルな方が分かりやすく、見ていて楽しいですよね。
次は街中の道路が詳しく
ちなみにこれからは歩道、横断歩道、車椅子やベビーカーのアクセシビリティー、道路の形状や幅といった詳しい情報も地図上に反映される予定だそうです。どんどん便利になって、ますます手放せないツールに成長していきますね!