そんなサービスもありました。
Google Play Musicが今年12月にサービスを終了します。Google(グーグル)が同社の音楽ストリーミングサービスのひとつを段階的に廃止し、YouTube Musicに絞る計画なのは以前からわかっていましたが、今回は今後数カ月間の進捗に関する詳細が明らかになりました。
8月末にはMusic Managerを使った音楽の予約、購入、アップロード、ダウンロードができなくなり、10月にはGoogle Play Musicアプリから音楽視聴やストリーミングができなくなります(南アフリカとニュージーランドのユーザーは早くも9月から利用できなくなります)。そして12月にはデータが失われるので、それまでにYouTube MusicにGoogle Play Musicの音楽ライブラリを移動する必要があります(詳細についてはこちらから)。
Google Play Musicが12月までアクセスできるのは、基本的にユーザーがYouTube Musicに乗り換えることをグーグルが望んでいるからです。そのプロセスは非常に簡単で、YouTube Musicを開いて転送ボタンを押すだけでライブラリ全体が移動します。YouTube Musicに切り替えたくない場合は、Google Takeoutを使ってGoogle Play Musicからライブラリをダウンロードすることもできます。
現在Google Play Musicの料金を支払っていて(月額10ドル)、YouTube Musicに乗り換えないと決めたユーザーは、10月にサブスクリプションが自動キャンセルされるので、余分な料金を支払うことはありません。
グーグルはGoogle Play Musicの加入者にこれらの変更を電子メールで通知し、警告する予定です。しかし、YouTube Musicは2018年から開始されていたので、多くのユーザーは準備ができていることでしょう。そしてGoogle Play Musicは失敗したGoogleサービスのリストに追加されるのです。