コンテンツをロシアンルーレット。
Netflixのよさって、iPhoneやiPad、テレビやプロジェクターといったどのデバイスでも見れることだと思います。でも、やっぱり小さい画面だと迫力に欠けますよね。我が家は夜ならAnkerのプロジェクターでゆっくりお家シアターを楽しむこともありますが、日中はテレビで流すことも。
そうなると勃発するのが「何を再生するか問題」。家族間で好きなジャンルが極端に異なるので、結構揉めます。そこで便利なのが「シャッフルプレイ」。
え、シャッフルプレイなんてできるの? と思うかもしれませんね。The Vergeによると、Netflixをテレビで再生する場合のみ、ユーザー画面の下に「シャッフルプレイ」ボタンを表示するように試験中なのだそうです。
Interesting new feature @netflix ... but what kind of insane person just says, “yolo, let’s spin the Netflix wheel of fortune” pic.twitter.com/6WDJrmd7pG
— Turner Levison (@TurnerLevison) August 18, 2020
過去の視聴履歴を参照してオススメを再生
ということで、私も早速やってみたところ…、我が家のテレビでは『クレヨンしんちゃん』が再生されました。ホラーやアニマルパニック好きの私がなぜ『クレヨンしんちゃん』なのかと少し混乱しましたが、これはNetflixが過去の視聴傾向から再生する作品を導き出しているようで、テレビを使うのが主に7歳の息子だからなのかもしれません。
その証拠に、『クレヨンしんちゃん』が再生されている画面に、「過去に『妖怪ウォッチ』を見ていたから」というメッセージが表示されていました。
The Vergeによると、この機能は7月から始まっていたのだとか。普段はiPadで見ているので気がつきませんでした。
Netflixはかつて「Play Something」ボタンをテストしていたことがありますが、「シャッフルプレイ」もそういったテストのひとつなのでしょう。
私は『クレヨンしんちゃん』を最後まで見ることはありませんでしたが、自分では絶対に見ることがないジャンルを見るきっかけにはなるなと思いました。新境地の開拓や、自分で見るコンテンツを選ぶのが疲れたときにもよさそう。
それと、家族間で「これが見たい、あれが見たい」と揉めるより、「シャッフルプレイ」をポチッとするだけで問題が(ある程度)解決できるかもしれません。なんていうか、Netflixがそう言ってるんだからそれならしょうがない、みたいな。
Source: The Verge