teamLabのアートで世界と繋がれる。「テレビの中で花が咲くプロジェクト」体験レポート

  • author 中川真知子
teamLabのアートで世界と繋がれる。「テレビの中で花が咲くプロジェクト」体験レポート
Image: teamLab

辛いときに必要なのは、やっぱりアート。

COVID-19感染が広がり、映画、演劇、コンサート、絵画展などをはじめとする芸術鑑賞を控えている人も多いでしょう。しかし、こういうときだからこそ芸術で心を落ち着けたいと思っているのでは。

そんな気持ちに応えるべく、さまざまな分野のスペシャリストで構成されたテック活用デジタルコンテンツ開発チームのteamLab(チームラボ)が、家で鑑賞し、家で参加し、世界と繋がれる新しいプロジェクトを8月6日から始めたと、Hyperbeastが伝えました。名前は「フラワーズボミングホーム」。きれいで、人との繋がりが感じられる。アートの力ってすごい!

世界中の人々が描いた花がテレビの中で咲く

「フラワーズボミングホーム」は、公式ウェブサイトからダウンロードした紙、もしくはイメージに色を塗って、アップロードすると、YouTube Live上に世界の人々が描いた花とひとつの作品になって咲く、というコンセプト。

試しにやってみた

最近、人との繋がりが感じられなくてストレスMAXになっていたので、私もつながるアートに参加してみることにしました。ダウンロードする絵は決まっているので、絵を描くというより塗り絵をする感じ。

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Screenshot:中川真知子

私はiPad ProとApple Pencilを使って塗り絵。色を塗るときに当然色を選ぶわけですが、私が世界に向けてどんなメッセージを送りたいのか、コロナ禍でどう感じているのか、どんな気分なのかを考えました。

身の回りはモノトーンばかりで、パステルカラーなんて滅多に好まない私も、この時ばかりは淡い色ばかりを選びました。

完成した塗り絵はこんな感じ。

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Image: 中川真知子

おそらく、心が疲労していて癒しを求めているのだなと思いました。うん、もう少し自分を労ろう。

公式ウェブサイトにアップロードします。画面上で見た私の塗り絵は、なんだかとても白いです。もう少しメリハリのある絵にすればよかった。

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Screenshot:中川真知子

絵が認識されると、YouTube Liveに花が咲きます。

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Screenshot:中川真知子

おおよその時間を測ったところ、大体3〜5分で出てきました。私はロケーションをオフにしたので、右下には「Somewhere」と表示されていましたが、オンにすると地域が表示されます。世界中のいろいろな人たちと、私の花がハーモニーを奏でています。

やってみた感想

コロナというストレスMAXな状況下で、塗り絵を通して自分と向き合うことができました。YouTube Liveの音楽に耳を傾けながら、同じように世界中で苦しんでいる人たちのことを思いを馳せ、自分の心に問いかけながらペンを滑らせると、新鮮でポジティブな気持ちになります。そしてなにより、完成した絵が他の花と混ざっていく様子を見ると、共にコロナと戦おうという勇気をもらえるような気がします。本当にやって良かった。

普段はホラー映画を見てニヤニヤしているような心の汚れきった私も、こんなふうに歯の浮いた言葉を書きたくなるのだから不思議です。

ちなみに「フラワーズ ボミング ホーム」は、新型コロナが終焉したら、世界中のいくつかの場所に、一斉に咲きわたる予定だそうです。私たちの苦しみや願いが、新型コロナを象徴するひとつのアート作品となって、永遠に語り継がれるかもしれません。

Source: teamLab via Hyperbeast

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