ちょいゾワ。
スマホの充電が何パー切ったら、心配になります? 私は50%。半分以下になったら、充電が頭をよぎります。30%以下で節約がちになり、20%以下になったらあせります。ま、それは外出時の話で、家にいたらいつでも充電できるという余裕から面倒くさがりますけどね。充電器をあっちの部屋までとりにいくの億劫、今座ったとこだから後回しってね。そういうとき思いますよ、スマートフォンよ、自分のことなんだから自分で充電しにいけよって。人間って勝手ね。
そんな面倒くさがり人間を知ってか知らずか、ソウル大学校のバイオロボティクス研究室が開発したのがこちらのCaseCrawler。這うスマホケースです。ケースに小さな足のようなものがついており、それを動かして移動します。なんでしょう、スマホを背負って動く虫のような…。動く様子のモゾモゾ感から、好き嫌いはかなり分かれると思いますけれど…。
自重の13倍=300グラム強まで背負うことができ、16mmまでの障害物ならば乗り越えることができます。モゾモゾ動いて行き着く先は、充電パッドの上。
プロトタイプの現段階では、CaseCrawler自体に知的機能はなく、ただまっすぐに進むだけです。大学研究室のプロトタイプなので商品化の方向に進む可能性は低いとしても、足のロボティクスデザインは素晴らしいので何かに応用されるかも。
もし、もーし、這うスマホが商品化されることがあれば、たtえば何パーを切ると自ら充電パッドに移動するとか、フル充電になると持ち主のところに帰ってくるとか、ついでにお茶とチョコも取ってきてくれるとか、そういう機能もつくといいですね。あ、あと氷も持ってきてほしいかな。
Source: IEEE Spectrum