ギークな人々の小躍り待ったなし。
ソニーモバイルが国内SIMフリー市場への端末投入を発表しました。これによって、国内からだとキャリアからしか買えなかったXperia(エクスペリア)のフラッグシップも、購入時からSIMフリー端末として、好きな格安SIMで運用できます。大事なキーワードなのでもう一回。XperiaがのっけからSIMフリーで買えます。
これだけなら、「なるほどぉ、買えるパターンが広がったのね」だけの話しで済むんですが、そうじゃないんですよこれ。
さらなる高速体験を。SIMフリーならではのスペック強化がアツい!
今回販売される端末は、「Xperia 1 II」「Xperia 1」「Xperia 5」の3モデル。フラッグシップから、型落ちだけど十分一線で活躍できるハイクオリティモデル、そしてミドル-ハイモデルと複数のPeriaズが参入。
ただ、キャリア版とまったく同じ端末を併売するというわけではないんです。ちょっとおかしな話に聞こえるかもですが、なぜかSIMフリー版だけスペックアップしているとか、売る気の攻めっ気がやばいよモバイルなんです。
Xperia 1 II(XQ-AT42)

Xperiaシリーズ発の5G対応端末となったXperia 1 II(XQ-AT42)は、10月30日発売予定。キャリア版ではRAM8GB / ROM128GBだったのが、SIMフリー版ではRAM12GB/ ROM256GBに強化されています。RAM12GBのXperia 1 IIが出るといった噂もありましたが、ひょっとしたらコレだったのかも?
市場想定価格は12万4000円前後です。
Xperia 1(J9110)

1世代前のフラッグシップ「Xperia 1(J9110)」は8月28日発売予定。キャリア版ではRAM6GB / ROM64GBだったのが、SIMフリー版ではRAM6GB / ROM128GBのグローバルモデルと同じ容量へ。これは良きアップデートですね。
市場想定価格は7万9000円前後です。
Xperia 5(J9260)

ミドル-ハイを攻めた「Xperia 5(J9260)」は8月28日発売予定。キャリア版ではRAM6GB / ROM64GBだったのが、SIMフリー版ではRAM6GB / ROM128GBになっています。これもグローバルモデルと同じROM容量ですね。
といったように、軒並みRAMやROMが強化されています。個人的には動画や写真のデータ量がでかくなった現代では、快適にスマホを使うならROM128GBは最低限のラインだと思っているので、どれを選んでも安心できますね。
市場想定価格は6万9000円前後です。
おサイフケータイもあるよ(Xperia 1除く)
また、今回はどの端末もデュアルSIM対応となっています。注意点としては、「Xperia 1 II」と「Xperia 5」はおサイフケータイ対応ですが、「Xperia 1」はおサイフケータイ非対応になりました。この点はキャリア版からダウンしていますね…。ちょっと悩ましポイントで、割り切りが必要かも。ちなみにどの機種もワンセグは非搭載。
それにしても、Xperiaがスペックアップして、SIMフリーで買える。とか、僕らの物欲をピンポイントで狙撃してきて、なんだかヤられそうになっている僕がいます…。特に12GBなXperia 1 IIでSIMフリーとか強すぎません?
それぞれ本日8月18日から先行予約がスタート、発売日はXperia 1 IIが10月30日予定、1と5は8月28日予定。みなさんならどのXperiaを選びます?
Source: ソニーモバイル