こちらは、メディアジーン コマースチームからの記事です。
ライフハッカー[日本版]より転載:
キャッシュレス化の影響もあり、注目を集め続けているミニマル財布。さまざまなプロダクトが市場に登場する中、少し変わり種なアプローチの品も目にするようになりました。
その1つに挙げられるのが、今回ご紹介する「fu・ku・sa」です。その名の通り、モチーフとなったのは、冠婚葬祭などの場面で使用する“儀礼用の布=袱紗(ふくさ)”。従来の財布が持つ“入れる”機能ではなく、“包む”機能にフォーカスした構造です。名前やコンセプト、ルックスからも、どこか和の心が感じられますよね。
袱紗の機能的なメリットって?

もう少し、袱紗の特長について触れておきましょう。こちらは、風呂敷と同じく贈り物を包む方式の布。包装としても実用性があり、のし袋や水引きが崩れることを防ぐメリットがあります。

そんな袱紗が持つ機能性を財布に落とし込んでいるからこそ、お札やカードだってやさしく包み込んで収納可能です。
厚さ4mm、重さ20gとコンパクト&軽量

手元に届くときは、あえて機械的な折り目がつけられていないも特長的。最初はふっくらした形状を保ちますが、使い込むうちに自分らしい折り目がなじんでいきます。厚さわずか4mm、重さ20gと持ち運びに便利なサイズ感&軽量さも魅力的です。

また、留め金には足袋や脚絆(※)などの合わせ目を留める“小鉤(こはぜ)”を採用。ミニマルなデザイン性の美しさと、布に隠れてもしっかり止められる先人の知恵が取り入れられています。
※脛の部分に巻き、足首や足の甲を保護する被服

薄い仕上がりながらも、収納力は十分。日常的に使うお札に加えて、4〜5枚のカード類を収納できます。中央部分のポケットは、カードだけでなく小銭入れとしても使用可能です。ライフスタイルに合わせて、使い分けてくださいね。
イタリア産の高品質レザーを使用

素材には、エルメスやプラダなどの有名メゾンも使用する、イタリア・INCAS社のカーフレザー「PARMA CALF」を使用。
カーフレザーは牛革の中でも希少価値が高く、きめ細かな質感が特長的とされます。その中でも「PARMA CALF」は“革の王様”と称され、植物性タンニンのみでじっくりとなめされた天然素材100%の革。「fu・ku・sa」の上品なデザインを、より一層引き立てています。

京都の工房でひとつひとつ丁寧に作られた「fu・ku・sa」のカラー展開は、嵯峨鼠(さがねず)/百塩茶(ももしおちゃ)/鴨の羽色(かものはいろ)/深縹(こきはなだ)の4色。素材の風合いを活かしながら、風情を感じられるカラーが厳選されています。
現在machi-yaでは、一般販売予定価格13,200円から16%OFFの11,088円(消費税・送料込み)から支援が可能です。上品な和の雰囲気を醸すミニマル財布をお探しの方、ぜひチェックしてみてください。
>>ミニマリストのための、厚さ4mmの「包む」財布【fu・ku・sa】
Image: M Style