星空の邪魔をしない、夜空に光が漏れない街灯をパナソニックが開発

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  • author ワタナベロク
星空の邪魔をしない、夜空に光が漏れない街灯をパナソニックが開発
Photo: Panasonic

新型コロナウイルスの影響で人が密集している場所に行くのはよろしくないし、かといって家で一日中Netflix見てる生活もそろそろ飽きてきた。

流星がくるらしいから見ようとおもって、屋上に出ても周りのビルや街灯の明かりで流星どころか星すら見えない。しょうがないからちょこっと電車や車に乗っただけでも街の明かりが夜空を照らしていて結局見えない。街灯や建物の明るさで天体観測が困難な光害は都市部だけでなく、郊外でもどんどん進み、天体観測が可能な地域が減っています。

そんななかパナソニックが光害を減らし、星空を邪魔しない照明を開発しました。この照明はランプの上部に黒いシートを設置することで夜空への光漏れを防ぐことができるとのことです。

開発のきっかけは防犯灯の明かり

岡山県井原市では、世界各地で光害対策を進める米国のNPO団体「国際ダークスカイ協会」が美しい星空を保全する地域を評価する「星空保護区認証制度」の認定に向けて活動をしています。その活動のなかで、防犯灯の明るさが課題になり解決策としてパナソニックに依頼したという流れになったとのこと。

「星空保護区認証制度」なんて普段の生活ではほとんど聞かない言葉ですよね。生まれてから17年間、防犯灯の明かりが眩しいなんて感じたことなかったし、明るくて当然みたいな価値観で生きてきました。

動物や植物にも悪影響

光害はエネルギーの浪費や天体観測ができなくなるといった被害だけでなく、星の明るさを頼りにするウミガメや渡り鳥の飛行にも悪影響を与えます。また、一年中街灯の光を当たっている街路樹の紅葉が遅れたり、開花のタイミングがずれたりと生物に与える影響は大きいです。

今回のパナソニックの開発をきっかけに、今まで光ってなんぼ、目立ってなんぼの都市部の建築物が地球環境への負担を考慮して光害を極力抑えた建造物が増え、SHIBUYA SKYの屋上から天体観測なんかできるようになったら、電車ですぐ天体観測いけるし、なんか楽しそうですよね。

Panasonic via 産経ニュース

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