すごい進化だ!
今朝、Amazonがドドんと新作を発表。大人気Amazon Echoシリーズからは球体の「Echo」とコンパクト球体デザインの「Echo Dot」、回転式になった「Echo Show 10」、そして車用Echoの「Echo Auto」をリリース。
そして性能をさらに強化した新世代「Amazon Fire TV Stick」だそうです。
では、それぞれの特性を見ていきましょう。
Echo

Echoがなんとも可愛い球体デザインになりました。まるでお家プラネタリウムみたい。
ファブリック仕上げで温かみがあるのもいいですね。インテリアとしても成り立ちそう。

リリースによると、Echoは、3.0インチのウーファーと2つのツイーター搭載で、クリアな高音、ダイナミックな中音、そして深みのある低音でDolbyステレオサラウンドを楽しむことができること。

また、Echo Studioと同様、自動的にデバイスが設置された空間の音響特性を感知して、最適な音質でのオーディオ再生を微調整してくれるそうです。欲しい音って設置場所に合わせて変わるので、助かりますよね。

Zigbee対応のスマートホームハブ内蔵で、BLE(Bluetooth Low Energy)にも対応。Amazon開発の、機械学習の高速化に対応する新しいシリコン・モジュール「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・ プロセッサ」(Amazon’s first-generation AZ1 Neural Edge processer)も搭載されているそうです。これにより、ユーザーのリクエストがより早くAlexaに伝わり、レスポンスも速くなるとのこと。これは今のところ米国のみ対応ですが、日にちは未定であるものの日本でも提供開始になる予定だそうです。
Echo は1万1980円(税込)で予約受付中。チャコール、グレイシャーホワイト、トワイライトブルーの3色展開で10月22日に出荷開始予定です。
Echo Dot / Echo Dot with clock

Echoじゃ大きいな、と思いの方はコンパクトなEcho Dotをどうぞ。Echo Dot with clockはELDディスプレイに時刻や気温、タイマー、アラームが表示されます。これぞまさに、ベッド脇におきたいアイテムですね。

ちなみに、Echo Dot with clockのアラームをタップしてスヌーズにする機能はEchoとEcho Dotでも利用できるんですって。
Echo Dotは5,980円(税込)で予約受付中。チャコール、グレイシャーホワイト、トワイライトブルーの3色展開。10月22日に出荷開始予定。
Echo Dot with clockは6,980円(税込)で予約受付中。グレイシャーホワイトとトワイライトブルーの2色展開。11月5日に出荷開始予定となっています。
Echo Show 10

Echo Showもデザインを一新! 10インチのHDスクリーン搭載に加え、ユーザーの動きに合わせてクルクルと回転。つまり、ユーザーはどこにいても常にスクリーンを見ながらAlexaに話しかけることができるのだそうです。
回転するとなると回転音が気になるところですが、新たに搭載されたブラシレスモーターのおかげで、とても静かなのだとか。
回転の利点は他にもあります。ビデオ会話の最中にユーザーが移動してもスクリーンから消えてしまう心配がありません。13メガピクセルの高解像度カメラと自動フレーミング機能が話している人を自動的に常に正面から拡大表示してくれるそう。

外出先からAlexaアプリを使って内蔵カメラにアクセスすると、Echo Show 10が回転しながら部屋全体を見せることも可能。お留守番中のペットの様子が気になっても確認することができるというわけですね。
2つのツイーターと強力なウーファーが内蔵されているので、デバイスが設置された空間の音響特性を自動的に感知しつつ、良質なサウンドとエンターテイメントを提供してくれるそう。今後はNetflixも見れるようになるらしいので、サウンドクオリティが高いのはうれしいですね。
Echo Show 10は2万9980円(税込)。チャコールとグレイシャーホワイトの2色展開。年内出荷予定とのことです。
Echo Auto

Echo Autoは、車に設置してAlexaを使う車載デバイス。スマホのAlexaアプリを使うのと何が違うのかというと、Echo Autoは車内の音響特性を考慮して設計されているのでカーオーディオやエアコン音、運転中の騒音といったうるさい環境でもスムーズに対応してくれるのだそう。
充電はシガーソケットかUSBポート。手持ちのスマホのAlexaアプリを介してインターネットに接続すると、話しかけるだけでAmazon MusicやApple Music、Spotifyを再生したり、電話をかけたり、 キンドルストアで買った本を読み上げてくれるようになるそうです。
もちろん自宅のAlexa対応スマートホームへのアクセスだって可能。だから、運転中に自宅のエアコンをオンにしておくことだってできます。
EchoAutoは4,980 円(税込)で予約受付中。9月30日に出荷開始予定です。
Amazon Fire TV Stick

最後が、前モデル比50%パワフルになり、HDRとDolby Atmosに対応したFire TV Stickです。
1.7GHzのクアッドコアプロセッサー搭載で、従来のFireTV Stick(第2世代)と比較して50%パワフルになった一方、消費電力を半分に抑えたそう。
HDR対応で、1080p/60fpsのストリーミングによるクリアな映像を楽しめる上に、Dolby Atmos対応だから臨場感のある音でコンテンツを堪能することが可能。
また、5GHzネットワーク をサポートするデュアルバンド、デュアルアンテナのWi-Fiチップが搭載されているので、安定したストリーミングが実現可能に。接続が途中で切れてしまうイライラを感じることが減少するそう。

付属リモコンには、電源、音量、ミュートのボタンにプラスし、対応するテレビやサウンドバー、AVアンプ を操作することができます。

ちなみに、Fire TVのインターフェースは年内にアップデート予定とのこと。より直感的に、シンプルになるだけでなく、ユーザーごとにカスタマイズされた体験ができるようになるそう。
具体的には、メインメニュー画面が中央部に配置され、お気に入りのアプリやチャンネ ルなどのよく使うサービスに素早くアクセスができるようになったり、その場から直接ストリーミングサービスを起動したり、対応するアプリにカーソルを合わせるだけで提供されているコンテンツを素早く確認、再生できるようになるとのこと。
また、「探す」という新メニューが増え、人気の映画、テレビ番組などを簡単に見つけることが可能になります。お気に入りのコンテンツ検索に加え、コメディ、アクションなどのジャンル別の閲覧、キッズ&ファミリーといったカテゴリー単位の検索もできるのだとか。

新しいユーザーインターフェースには、ユーザー・プロフィール機能が加わり、最大6名分のおすすめコンテンツや、 視聴履歴、ウォッチリストなどの管理をアカウント毎にパーソナライズできるように。これまでごっちゃになっていたものがユーザーごとに管理されるのはいいですね。
Amazon Fire TV Stickは4,980円(税込)で予約受付中。9月30日(水)に出荷予定です。
※価格など表示内容は執筆時点のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。
Source: Amazon