APS-Cで手に入れる、極薄ピント。
富士フイルムから、Xシリーズ向けのフジノンレンズ「XF50mmF1.0 R WR」が正式発表されました。希望小売価格は税別20万円、発売日は2020年9月24日(木)。
F1.0もの大口径は、ミラーレスデジタルカメラ用交換レンズとしては世界初とのこと。レンズ構成は非球面レンズ1枚、EDレンズ2枚を含む9群12枚。APS-Cの域を超えた、ほわっほわのボケを味わいたいですねぇ。
大口径ながら重さ845g、全長103.5cmと非常にコンパクトなのも魅力。焦点距離が近い「XF56mmF1.2 R」は405gと半分近いウェイトですが、2014年発売ゆえ設計の古さが気にならなくもない。「X-T4」「X-Pro3」との組み合わせでは-7EVの真っ暗闇でもAFが効くという、最新設計ならではの夜間性能もユニーク。

定番単焦点の「XF50mmF2 R WR」とは、機動性の面で大きく差別化できるでしょう。個人的にはTシリーズでの動画撮影にF1.0の大口径がどう映えるか、ヒジョーに気になります。明るいことは良いことなのです。
Source: 富士フイルム