iOS 14のホーム画面カスタマイズで発狂しそうになった話

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  • author Victoria Song - Gizmodo US
  • [原文]
  • 福田ミホ
iOS 14のホーム画面カスタマイズで発狂しそうになった話
Image: Victoria Song - Gizmodo US

労多くして…。

iOS 14へのアップデートで、iPhoneでもAndroidみたいにホーム画面にウィジェットを置いたり、見た目をカスタマイズしたり可能になりました。そこで米Gizmodo編集部でもVictoria Song記者がカスタマイズを試みたんですが、そんなに簡単じゃないみたいです…。以下、Song記者です。


私はスマホに可愛さを求めてません。InstagramとかTikTokには、いかにも簡単そうにホーム画面カスタマイズしてみた動画が出てますが、もういいやって感じです。みなさん、iOS 14のホーム画面をカスタマイズして見栄えをよくしようとか、思わないほうがいいです。

ことの発端は米Gizmodo編集部のSlackで、iOS 14のウィジェットについて話題になったことでした。我々はとあるバイラル動画を見て、今どきなキラキラ女子がホーム画面を「超絶美的」にしてるのを発見したんです。TikTokを見てると、ウィジェットのカスタマイズの仕方、見栄えの良いホーム画面にするためのカスタマイズ方法、とかいろいろ出てきます。一昔前は、Cydiaとかjailbreakとか、そういう方法でしかできなかったことです。

たしかにこういう動画で見るホーム画面の中には、本当に良いと思えるものもあります。「どうぶつの森」のスマホを再現した人もいます。他の人のクリエイティブなアイデアを見てると面白いし、自分でもやってみたいとか刺激されるかもしれません。が、ぜひやらないでください

だって、発狂したくないですよね。2時間とか4時間とかあったら、スマホの見た目をいじるより、違うことをしたくならないでしょうか? そもそもスマホでは、見た目よりスピードとか機能が大事じゃないでしょうか? たしかにね、と思える方、どうかぜひホーム画面のカスタマイズなんてしようとしないでください。

と、これだけ言ってもカスタマイズしたい人はいると思うので、ホーム画面の見た目をいじろうとするとどういうことになるか、実録していきます。

ホーム画面カスタマイズへの道

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やった価値なかった。(Image: Victoria Song - Gizmodo US)

まず最初に、iPhoneのホーム画面の見栄えをどういう風にしたいのか、イメージする必要があります。そう言われて口の中で少しオエッとなる人。私ああなたの味方です。

私自身どうしてこの記事を書くことに手を上げたのか、自分でもわからないんですが、書くって言っちゃったからしょうがないです。なのでなるべく時間をかけずに簡単にカスタマイズすべく、私は(インスタグラマーっぽいであろう)ピンクと白のカラースキームを選びました。これで次のステップでは、グラデーションのカラーパレットを保存する必要がなく、ちょっと時短になりました。

次にiPhoneにアイコンのセットをダウンロードします。私はiOS 14をダウンロードしたときに必要ないアプリを全部消したので、ホーム画面はかなりミニマルでした。それでもアイコンは21個必要になりした。それを探すにはGoogle画像検索を使って、たとえばNetflixアイコンなら「Netflix icon aesthetic」とかで検索すると出てきます。でもこれ1個1個やるとかなりの手間で、泣きそうになります。なので私はフリーのアイコンがセットになって入ってるicons8.comを使いました。もっとこだわりたい人なら、自分でアイコンをデザインすることも可能です。

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完成形。ここまで来るのに2時間かかりましたが、これ使いたいって思える見栄えにはなりませんでした…。(Image: Victoria Song - Gizmodo US)

次にWidgetsmithアプリショートカットアプリが必要です。Color Widgetsアプリを使うと、さらに悲惨なことになります。WidgetsmithとColor Widgetsにはリマインダーとかアクティビティ、カレンダー、日時、写真とかのオプションがプリセットされたものがあり、色とかフォントをいじれるようになってます。これは簡単で、アプリ自体がいろんなサイズとか機能のウィジェットの作り方の手順が入ってます。誰かの格言とかをホーム画面に載せたい人は、Widgetsmithのフォトウィジェットで可能になります。

私が死にそうになったのは、アプリアイコンそのものの変更で、これにはショートカットアプリを使います。まず右上の+記号を押して、「アクションを追加」を押し、「スクリプティング」を選択します(画面上「ング」がなくて「スクリプティ」になってるかも)。ここから「Appを開く」を選択、開きたいアプリを選びます。次に右上の「…」ボタンを押して「ホーム画面に追加」を選択します。次にアプリの名前を入力して、その左にあるアイコン画像を押します。「写真を選択」を選び、カメラロールを開いて、最初のステップでこのアプリ用に選んだアイコンを選択します。この一連の操作を、ホーム画面に表示させたいアプリ全部に対してやる必要があります。そう、アプリひとつひとつに、全部です。

それが終わったらアプリを並べ替えて、好きな配置にします。気に入らないアイコンがあったら消す必要があるかもしれません。この時点でまだ正気が残っている人は、私より強い何かでできている人なんだと思います。

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カスタマイズ作業中に発生した画像のひとつ。(Image: Victoria Song - Gizmodo US)

私はこれを最初24アイコンにやろうとしてたんですが、ヘルスケアアプリとSlack、Simpleアプリに関してはもうやめました。この3つは元々白い背景の上にアイコンが載ってるデザインだし、私の現実把握能力がもうかなり低下してきたので、あきらめていいことにしたんです。私はショートカットアプリで手こずったために、この作業に全部で2時間かかりました。

どうしてもカスタムしたい人はWidgetsmithまでで

今回やってみて何が最悪だったかって、私は立ち上がりの速いアプリが好きなんです。このカスタマイズをするとショートカットアプリ経由でアプリを開くことになり、その分立ち上がりが遅くなります。

もちろん、これ全部やる必要はありません。単にジョーク画面を作るだけならColor Widgetsをダウンロードして、背景写真をアップロードするだけです。編集部のAlex CranzのReface画像を使ってできたのが上の画像です。編集部からはiPhone全体でやれやれって言われたんですけど、私の脳細胞を1日で破壊できる限界に達していました。どうしてもホーム画面を美しくしたい人は、Widgetsmithを使ってできることだけやって、ショートカットアプリでアイコンをいじるのはやめておくのがおすすめです。

とにかく、私が今回ホーム画面をいじったのは、この記事を書くためだけです。お金のために正気を犠牲にする必要のない、夢も希望もある人は、これやっちゃだめです。この記事を担当したことを後悔しています。だってこれから元に戻さなきゃいけないから。それを考えただけで涙が止まりません。

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