繰り返し使えるエコティッシュ「Last Tissue」を使ってみたら、想像と違った

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  • author 中川真知子
繰り返し使えるエコティッシュ「Last Tissue」を使ってみたら、想像と違った
Image: 中川真知子

今年の初めに、繰り返し使えるエコ・ティッシュ「Last Tissue」ポチりました。Kickstarterの動画が魅力的だったので、どうしても欲しくなったのです。

あれから半年、やっと「Last Tissue」が我が家に到着しました。とても期待していたので大喜びで開封したのですが…、あれ? ちょっと想像と違いました。

最後のティッシュにはなれない

「Last Tissue」は、使い捨てティッシュをやめて、リユースできるティッシュを使いましょうというコンセプトのもと作られたクラファンアイテム。必要以上に木が伐採されずに済むのならとテンション高めにポチりました。

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Photo: 中川真知子

「Last Tissue」はシリコンボックスの中に小さなハンカチを6枚押し込み(畳まなくて良い)、ロケット鉛筆方式に、下から未使用のハンカチを出して、使い終わったものを上から戻していくスタイルです。

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Photo: 中川真知子

結論としては、私はこれからも使い捨てティッシュを買い続けるでしょう。そして、あんなに期待していた「Last Tissue」が、想像と違ったことにちょっと混乱しています。

重い

まず、とても重いです。重い理由はシリコンボックスにあります。計ったところ、45gありました。

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Photo: 中川真知子

その中に6枚のミニハンカチを入れると、総重量は75g。使い捨ての高級ティッシュが15gなので、ティッシュを持ち歩くより60gも重いことになります。

「Last Tissue」はリユースで使い終わった後にシリコンボックスに戻すわけなので、鼻水や水分が追加されて更に重くなるんですね。その時の重さを想像したら…。

ハンカチが少しゴワゴワしている

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Photo: 中川真知子

Kickstarterの動画で確認できなかったのが、ミニハンカチのクオリティ。100%オーガニックコットンといいながら、少しゴワゴワしています。どれくらいのゴワつきかというと、花粉症時期に連続して鼻をかめないレベル。1回は良いけれど、連続したら鼻の皮がガサガサしてきそう。

Kickstarterではガーゼのような柔らかくてアイロン不必要な質感に見えたのでポチったのですが、実際に届いたのは小学校の給食で使う割烹着みたいな質感でした。

シリコンフィルターがショボい

前回の記事を書いた時、私はLast Tissueの「フィルター」と呼ばれる部分の役割を100%理解していたわけではありませんでした。「ハンカチの角にシリコンが縫われている」ということは理解できましたが、具体的に想像できていませんでした。

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Photo: 中川真知子

フィルターは確かに一枚のハンカチの角に縫われています。このシリコンが表面にくるように折り畳むことでケースの中で使用済みと未使用のものを隔てる役割があります。

しかしこれはティッシュ(ハンカチ)を仕切りのように物理的に分けるだけ。未使用のティッシュを衛生的に気を遣って保護しているとは言えません。

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Photo: 中川真知子

ティッシュとしても使えるハンカチとして

使い捨てティッシュの変わりとして「Last Tissue」を購入しましたが、ゴワつきのせいで鼻水をふくのは適さないと思っています。もう少し柔らかい布かと思っていましたが、想像よりもハリがあるので、ティッシュとしての使い勝手はよく無いでしょう。花粉症の時期は、相変わらず保湿成分の入った高級ティッシュを買った方がいいと思います。

私が「Last Tissue」を1週間使ってみた感想としては、いざとなればティッシュとしても使えるミニハンカチセットという位置付けです。衛生面を考えるとティッシュとしての比重は決して高く無いと思います。

同じように使えるアイテムとして、日本には古くから「手拭い」があります。手拭いは使い込めば布が柔らかくなるので、肌に当てるなら手拭いの方が良いかもしれません。手拭いは速乾性も魅力です。

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Photo: 中川真知子

ちなみに、「Last Tissue」のハンカチもすぐに乾きます。洗濯したハンカチを外気温32度、湿度73%の晴れの日に30分も干せば綺麗に乾いていました。

いつもバッグに入れておく

想像と違い、重くて肌触りがイマイチだったことは確かです。しかし、鼻水も拭ける万能ハンカチとしてカバンに常に入れておくのはありだと思います。

コスパのことを聞かれたら、ちょっと返事に詰まります。「Last Tissue」は、KickstarterのEarly Birdで42%オフで、輸送費入れたら$49(約5,200円)で手に入れました。プロパーの価格だと1万円近いシリコンボックス入りハンカチということになるので、かなり高額な製品です。どれくらい使うかわかりませんが、あまりコスパはよく無いかも…。ただ、ティッシュになるために伐採される木のことや、森で暮らす動物たちのことを考えれば、良いことをしているような気もします。

まぁ、花粉症の時期にティッシュの大量消費を無くしてエコでサステナブルな生活を送りたいという、主な目的を果たすことはできませんが、もうひとつの、常にハンカチとティッシュを持ち歩く大人の女性としての嗜み向上はできそうなので、カバンに常に入れておいて、使う時は意識高い感じでドヤ顔しようと思います。

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