これがあれば、もうマウス要らないかも?
テレワークによるZoom会議や、オンライン授業が日常になった今、ペン機能を果たすペン型マウス「Gridwork」というガジェットが登場しました。
このペンは専用アプリをインストールすることなくUSBをコンピューターに差すだけ。目には見えないドットコードが印刷されたボードをなぞると、資料の共有画面やホワイトボードに自然な文字や図が描けるツールとして活躍します。
滑らかに描ける秘密
マウスで文字や記号を描画するとカクカクになりがちですよね。ですが、それを滑らかにするのがこの特殊なボード。これには極小の点で構成された二次元コードが一面にビッシリ印刷されており、ペンに内蔵された赤外線スキャナーが位置を読み取り、高い精度で座標を画面に反映するのがキモなのです。
ボードの厚さはたった1mmで、重さは約50gと超軽量。どこにでも持ち運ぶことができます。また紙製のGridpaperは、入力デバイスのGridpenにボールペンを装着することで、実際に書き込んでやり取りを紙で残すことができるようになります。至れり尽くせりですね。

対応ソフトもいろいろ
WindowsでもMacでも使えて、ZoomやTeamsのホワイトボードペン機能、ExcelやPowerPointなどOfficeの描画機能、Windows Inkのワークスペースなど、対応ソフトがいくつもあるのでスグ使えます。発信者と受信者、両者が使えば、より円滑で充実したやり取りが可能になることでしょうね。
ただいまクラファン中
「Gridwork」は、現在クラウド・ファンディングのCAMPFIREにて、一番安いセットが7,000円から出資できるようになっています。他には48枚綴りのGridpaperが同梱されたプランや、2セットや10セットが同梱されたプランなども用意されています。また執筆時の支援者数は249人で、目標金額100万円に対して232万円以上が出資されていました。
ぶっちゃけ、クリエイターが使うペンタブみたいなものですが、テレワーク全盛期の今、誰もが使えるお手軽で安価なペン型入力デバイスということで需要が高まりそうです。筆者はデザインの仕事もするのですが、電話とメールだけだと、どうしても100%伝わらないこともあるので…。視覚化って大事ですよね。
Source: YouTube, CAMPFIRE via 株式会社インターメディア研究所 via MdN DESIGN INTERACTIVE