高火力で「ただ肉を焼く」幸福感。これがしたくてスキレットを買いました

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高火力で「ただ肉を焼く」幸福感。これがしたくてスキレットを買いました
Photo: 門岡 明弥

ROOMIEからの転載

「スキレットで肉を焼いてみたい!」

その一心が、僕のスキレットデビューのきっかけでした。

これまでスキレットは手入れが大変そうな印象がありましたが、実際に使ってみると思っていたよりもずっと楽だったのです。というよりも、小さな手間が気にならないくらいに楽しさが上回った……といったほうが正しいかもしれません。

高コスパなスキレット

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和平フレイズ 「鉄スキレット キャンプ ヘビーズ コンボセット 15cm」

今年5月頃から愛用している、和平フレイズのスキレット

価格は約2,000円なのにスキレットが2つも手に入るコスパのよさ、それが購入の決め手でした。

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サイズは15cmのもので、使っていない方のスキレットを重ねればフタとしても使えるようになっています。

まだ使ったことはないのですが、燻製用の網も付属

値段の割に充実の内容なんですよ。今回はこのスキレットで、思いっきり肉を焼いていきます!

高火力で調理

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近くのスーパーで買ってた鶏肉を、人数分にカットします。

本当は鶏もも肉がよかったのですが、近くのスーパーでは売り切れていたため、やむなく鶏むね肉をチョイス

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肉の下準備が終わったら、油を敷いて加熱していきます。

この火力だとすぐに温まるので、1~2分ほど火にかけたところで肉を投入!

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肉を乗せ、油が弾ける音。いつ聴いても最高ですね〜。

肉を投入した瞬間に爆上がりするテンションと、焼き鳥屋さながらの香ばしい香りもたまりません。

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テンションの上昇に比例して、火力の勢いも増してきました。

これに限らずスキレットは鉄でできているため、高火力調理ができることも魅力のひとつです。

とはいえこれはさすがに強すぎかも……?

ひっくり返すと…

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案の定、ちょっと焦げていました。そりゃそうだ。

しかし「このくらいがちょうどいいかな?」と自己解決し、実食。

やっぱり、屋外×焚き火×鶏肉は至高でした。味付けは塩とコショウのみでしたが、これでいいんです。むしろ、これがいいんです。

細々とした料理も達成感があってやりがいがありますが、“何も考えずに高火力で肉を焼く”

その行為・その瞬間に感じる幸福感が、たまらなく好きなんですよね。

家使いもOK

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とはいえ、もちろん家で肉を焼いても楽しいんですよ。

普通のフライパンと比べるとスキレットは保温性が非常に高く、食材の中までアツアツな状態がキープされます。

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野菜を中に入れて片方のスキレットでフタをして加熱すれば、蒸し焼きもできます

スキレット同士の密着度はかなり高く、中の蒸気が全然逃げません。

火が通りやすい野菜はすぐにしなしなになるので、付け合せとして肉と一緒に入れておくだけでも◎です。

シーズニングを忘れずに

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スキレットを洗い終わったら水気を飛ばし、サビ防止のためにシーズニングという油ならし作業を行います。

工程は難しくなく、キッチンペーパーなどを使って、スキレット全体(持ち手も含めて)に油を薄く広げてコーティングすればOK。

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もしシーズニングを行わずに放っておくと、たった一晩でも錆がついてしまう可能性があるので、使い終わったらできるだけ早めに手入れを行いましょう

僕は毎回この方法で手入れをしていますが、1度もサビがついたことはありません

また、買ったスキレットをはじめて使うときにもシーズニングをする必要がありますが、大体は説明書に手順が細かく記載してあるのでご安心ください。

スキレットのある暮らし

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僕は未だにスキレットを使ってさまざまな料理にチャレンジしたことはありませんが、「肉専用フライパン」として現役バリバリ活躍中です。

ちょっとくたびれた日には、帰りにスーパーで鶏肉を買ってスキレットで思いっきり焼いてみる。

香ばしく焼けた肉と一緒にビールをグイッと飲めば、たったそれだけで1日の疲れもどこかへ吹き飛んでくれますよ。

※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、販売ページをご確認ください。

Text, Photo: 門岡 明弥