8Kで火星を見たい!JAXAとNHKが宇宙カメラを開発

8Kで火星を見たい!JAXAとNHKが宇宙カメラを開発
Image: JAXA/NHK/YouTube

史上初めて間近からの火星の姿を捉えるため、JAXAとNHKは宇宙での撮影が可能な4Kと8Kカメラを共同開発すると発表しました。お値段が非常に高い8Kテレビ、宇宙からの超高精細映像が映ることになりそうです。

JAXAはプレスリリースの中で、この「スーパーハイビジョンカメラ」は予定されている火星衛星探査機(MMX)ミッションで火星とその衛星であるフォボス・ダイモスを撮影すると語っています。MMXに搭載された後は、一定間隔で火星を撮影して、画像の一部を地球に伝送して「滑らかな映像」にするとのこと。オリジナルの撮影データは、帰還カプセル内に記録して地球に持ち帰る計画です。

Video: JAXA | 宇宙航空研究開発機構/YouTube

カメラは火星を撮影する以外に、その画像とMMXの飛行データに基づいて実際の探査機の挙動を可視化することで、探査機の運用といった面でも役立つそう。

「遙か3億キロ彼方の火星圏でMMXが挑戦するミッションをスーパーハイビジョンで撮影することにより、これまで見ることができなかった新たな世界の魅力をより鮮やかで感動的に多くの人々にお伝えできるよう、JAXAとNHKは連携して準備を進めてまいります」とJAXAは語っています。

MMXは打ち上げが2024年、火星への到達が2025年の予定なので、8K映像を見られるようになるのはしばらく先のこと。これほどの超高精細映像であれば、火星の歴史の謎を明かす手がかりや、微生物がどうやって火星表面に存続していたかについて詳しいことが分かるかもしれません。そしてNHKは他の放送局が真似できない文字どおり唯一無二の映像を得られるわけですから、これぞウィンウィンですね。

Source: JAXA, YouTube,

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