最近のデジタル妊娠検査薬が初代IBMよりパフォーマンス高いんじゃね?って話

  • author そうこ
最近のデジタル妊娠検査薬が初代IBMよりパフォーマンス高いんじゃね?って話
Image: Shutterstock.com

とても面白いツイートあったよ。

妊娠検査薬。妊娠しているかどうかをお家で判定できる市販の検査スティック。尿に含まれるhCGという成分を検出して判定します。スティックに尿をかけてしばらく待つと、線が1本・2本でたり、プラス・マイナスがでたりします。知っている人はよく知っているけれど、知らない人は見たこともない検査薬。これ、最近はデジタルのものも増えてきています。小さな画面がついていて、「判定中」とか「Pregnant」とか表示されます。同じようなもので、排卵日を予測する排卵日予測検査薬なんてものもあって、こちらも線がでたりニコニコマークがでたりします。

で、前置きが長くなりましたが、このデジタル妊娠検査薬が初代IBMより性能高いってツイートが話題です。TwitterユーザーのFooneさんが、デジタル妊娠検査薬を分解し、一連の流れをツイートしています。スレッドまとめて読むと面白い!

分解するとこんな感じ。

中にはいっていたのは、LCDスクリーン、ボタン電池、IC、LEDが3つ、フォトダイオードが2つ。内部のコネクタが濡れる(おしっこ)ことで、デジタル検査薬がONになる仕組み。で、ここで見つかったICがHoltek HT48C06

Fooneさんは、ツイートでHoltek HT48C06についても解説してくれています。RAMが64バイトの8ビットのマイクロコントローラ。驚きなのは、たったRAM64バイトでもなかなか複雑な構造のチップだそうで、Fooneさんいわく「たぶん、初代IBMパソコンに使われたCPUよりも計算や基本出入力は速いと思う」とのこと! マジか?! おしっこかけて捨てる1回しか使わないデジタル検査薬が、まさかのIBM(初代)超え! ITの進歩ってすごいんだなとつくづく驚きました。

…しかし、1番びっくりしたのはそれじゃない。なんと、デジタル検査薬の中には、あれこれ電気パーツ意外にも、もう1つとても重要な核となるものが入っているのです。それは…、紙の検査薬! 従来の検査薬に使うアレ! プラマイでたり、線がでたりする紙のやつ!

検査紙にでる線を感知してる。つまり、バッテリー、IC、LED、フォトダイオードなどデジタル部分のやってることは、紙にでる「2本線」や「プラスマーク」の代わりに、画面に「Pregnant(妊娠)」「Not Pregrant(妊娠していない)」と表示するるだけというね


デジタルの部分は検査自体には一切関係なし! そもそもFooneさんがデジタル検査薬を分解してみようと思ったきっかけはこのツイートで、「従来(紙)の妊娠検査薬で陽性判定がでたので、奥さんが『より正確なやつで調べたい』とデジタル検査薬を買ってきたけど、結局は紙と一緒じゃん詐欺じゃん!」という話。デジタル=より正確と思っちゃう気持ちわかります。

ちなみに、この男性の奥さんが使った検査薬は、従来の検査薬が1つ20セントなのに対し、デジタルは12ドルというとんでもない価格差があったそうです。検査薬はアメリカのもので、ブランドやまとめ買いなどで価格差あり。Fooneさんが分解したデジタル検査薬は2個で7ドルだったそうです。

いやー、二重三重にびっくりしたわ。

Source: Twitter/foone via The Verge

    あわせて読みたい