ところで、Atari VCSは...。
アタリが1972年に発売し、世界で最初に成功を収めたビデオゲームとしても知られる『ポン』が、かなり小さくなって携帯ゲーム機になって帰ってきました。その名も「Atari Mini Pong Jr」。
実は2018年からコーヒーテーブルサイズの『ポン』が販売(日本ではタイトーが販売)されていますが、今回のは約8インチの画面サイズで、USBケーブルか単三電池からの電源供給でどこでもプレイが可能に。


本来の2人対戦だけでなく、AIによるソロプレイにも対応。スクリーン自体はカラーの液晶ですが、ゲームプレイはしっかり白黒でオリジナルに忠実となっています。
GizmodoのAndrew Liszewski記者は「Atari Mini Pon JrはPongしかできないニンテンドースイッチみたいな感じ」と評していますが、まさにサイズ感はそんな感じ。ちょっと分厚いのが持ち運びにはネックになりそうではありますが、テーブル版とは違って家においておいても邪魔にならないのはプラスでしょう!
「Atari Mini Pong Jr」の予価などは未公開で、今年のホリデーシーズンに発売予定。
ちなみに、発売延期を繰り返してきたアタリの新型ゲーム機のAtariboxこと「Atari VCS」は2020年秋発売予定…のはずなのですが、現状正式な発売日は未発表。先日、アタリはVCSのゲーム購入にも使える暗号通貨「Atari Token」を発表しており、発売が迫っているはずですが、果たしていつになるのか……。
Source: Gizmodo US, Atari Token, YouTube