R.I.P. 発明好きのギターヒーロー。エディー・ヴァン・ヘイレン、ギターに関する発明で特許申請していた

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  • author 岡本玄介
R.I.P. 発明好きのギターヒーロー。エディー・ヴァン・ヘイレン、ギターに関する発明で特許申請していた
Image: Google Patents

躍動感のあるイラストが秀逸! しかもこの顔!

伝説のハードロック・バンド、Van Halenのギタリストであるエディー・ヴァン・ヘイレンが、2020年10月6日、闘病の末に喉頭がんで死去しました。悲しみに暮れながら彼を懐かしみネットで情報を追っていたら、1985年に、とある発明で特許を申請していたという情報にたどりつきました。

それは肩に掛けるエレキギターを、あたかもスチールギターのような角度で両手タッピングをするため、ギター背面に折りたたみ式のサポート板を取り付ける、というもの。

Google Patentsを見ると、出願者の名前は本名のEdward L. Van Halenとなっており、これが紛れもなくエディー本人であることがわかります。しかも目を引くのは提出されたこのイラスト。 完全に熱演しているエディー本人をモデルに描かれているのが最高すぎです。

ギターだけでなくいろんな弦楽器用に

申請書の概要によると、使用楽器はギターだけでなくバンジョーやマンドリンなども例として挙げられ、お腹の前で弾く弦楽器に使う支持装置であることが記載されています。この板を90度開いて楽器を横置きの状態にすることで、弦楽器をあたかもピアノのように10本の指で演奏することを可能にするワケです。

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Image: Google Patents

どうやって安定させるの?

イラストだと、サポート板がどのように腰やお腹、もしくは太ももの付け根辺りで安定するかはイマイチわかりません。ギターの曲線に合わせた形状のようですが、これでは身体にフィットしなさそうな気がします。

とはいえ、これはアイデアを提案しているだけなので、もし製品化されていたらもっと実用的なデザインになったかもしれませんね。

発明好きのギターヒーロー

エディー・ヴァン・ヘイレンは、ライトハンド奏法を世に広め、電動ドリルを使ったプレイを披露するなど、独創的なプレイで見る人のド肝を抜いてきた人物です。今でこそ両手の指で弦を叩いたり、押してスライドさせたりして演奏するスタイルが当たり前になりましたが、それは少なからずエディーの奏法が浸透していった結果でしょう。

Video: byeson17/YouTube

デビュー当時は自作ギター「フランケンシュタイン」を引っさげ、のちに1アクションで6弦のチューニングを下げるメカニズム「Dチューナー」を考案するなど、音楽界にイノベーションをもたらしたギターヒーローでした。

ご冥福をお祈りします。

Source: Google Patents via bOinGbOinG, YouTube

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