WearOSスマートウォッチ、Apple Watchとかに比べて遅れすぎ

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  • author Victoria Song - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
WearOSスマートウォッチ、Apple Watchとかに比べて遅れすぎ
Image: Fossil

(ジェネレーション6じゃないんだ…)

Fossil ジェネレーション5Eの販売が発表されました。新しいジェネレーション5Eは基本的にはジェネレーション5と同じと思っても良いかもしれません。まずは、違いについて見てみましょう。

ジェネレーション5との比較

ひとつは、250ドルという低めの価格設定になっていること。また、ジェネレーション5Eにはより多くのサイズ設定オプションがあります。手首が小さめな人向けに18mmのストラップが付いた42mmの小さいケース、22mmストラップ付きの44mmバージョンがあります。他にはブラックを含む3種類の新しいスタイル(44mm)、ローズゴールド系を含む4種類の新しいスタイル(42mm)からも選択できます。

中身に関してはほとんどジェネレーション5と同じですが、小さな違いもいくつか。ジェネレーション5と同様に、ジェネレーション5Eにも Qualcomm Snapdragon Wear 3100チップと1GBのRAMが搭載されています。主な違いは、ジェネレーション5が8GBなのに対してジェネレーション5Eには4GBのストレージしかないこと。また、GPSはありますが内蔵ではないのと、高度計もなし。ディスプレイは、ジェネレーション5Eにはより小さな1.9インチのタッチスクリーンが備わっています。

それ以外では、Google Payを介したNFC支払い、基本的な心拍数とモーションセンサー、通話用の内蔵スピーカーとマイク、3ATM耐水性、プリインストールされたアプリ(Spotify、Noonlightなど)というように、ジェネレーション5と変わらない機能が利用できます。

ジェネレーション5Eでは、最適化されたアクティビティトラッカー、睡眠追跡、カーディオフィットネス追跡、電話アプリのアップデートも利用できるようになっています。

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42mm女性向けの可愛らしいデザイン
Image: Fossil

他社と比べて感じる“遅れ”

ジェネレーション5EにはアップルウォッチSEを手本にしているかのような印象もありますが、価格でいえば約5千円の節約になるくらいです。ただ、QualcommのSnapdragon Wear 3100チップから新しい4100/4100 +プラットフォームに切り替わることを踏まえると、少しお手頃な“繋ぎ的スマートウォッチ”になるかもしれません。これと同じような状況だったのが、古いSnapdragon Wear 2100チップ搭載したジェネレーション4フラグシップのあとに登場した、わずかに価格を抑えた(当時の)新しい3100チップ搭載Fossil Sport

こうした流れから、おそらく2021年春頃まで新しい4100/4100 +チップを搭載したジェネレーション6が登場することはないのかもしれません。Wear OSの新しいスマートウォッチ機能に関しては、Apple、Samsung、Fitbitよりもさらに遅れる可能性があります。ちなみに他のベンダー(あまり知られていませんがMobvoi)は、300ドルのTicWatch Pro 3 に4100チップを搭載するほか、血中酸素や騒音レベルの監視など、他の多くの健康機能を搭載すると発表しました。

Wear OSの最大のベンダーが年内に4100を搭載したスマートウォッチをリリースしないのはちょっとした違和感もあります。単純に、他社が高度なスマートウォッチを出しているのと比べたら、競合にユーザーを奪われるのでは...? とはいえもともとWear OSは、インターフェース、バッテリー寿命、デジタルアシスタントの統合において進歩を遂げてはいるものの、一般的に何年も前から競合他社に遅れをとっています。サムスン以外のAndroidユーザーがフル機能のセルラースマートウォッチを選択できないのは、ちょっとしたフラストレーションではあるんですけどね。気長に次の発表を待つしかないのかもしれません。

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