1,000馬力のEVになったハマー、カニ歩きモードで斜めに進める

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  • author 岡本玄介
1,000馬力のEVになったハマー、カニ歩きモードで斜めに進める
Image: GMC

特徴的な機能がてんこ盛り。

燃費が悪いことでも知られたGMCの「HUMMER(ハマー)」が、100%電動の環境に優しい「HUMMER EV」として生まれ変わりました。

4モデル作られるうちの、最初に登場するのが「エディション1」。これは3つのモーターで1,000馬力/1万5591Nmの最大トルクを生み出します。そのパワーは、たった3秒時速0~100kmに達することが可能。また最大350kWの超急速充電なら、10分で約160km分の電力を蓄えられ、フル充電なら約563kmを走破します。

Video: GMC/YouTube

悪路でもバッテリーに近い底面を護る機構

とにかくオフロード走行を意識して作られた「HUMMER EV」。タイヤには、特別に開発されたグッドイヤーの35インチが使われ、悪路を安全に走るための「アダプティヴ・エアサスペンション」は、最大で15cmほど車高が上げられます。

そしてフロアの下に敷かれたバッテリーパックを傷付けないよう、底面は頑丈な鋼板「アンダー・ボディー・アーマー」で護られています。加えて「ウルトラヴィジョン」という合計18個の防水カメラ・システムは、車体の下の障害物を確認するだけなく、自己洗浄機能を持ち、レンズ・プロテクターが交換可能となっています。

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Image: GMC

秘技カニ歩き!?

CrabWalk(カニ歩き)」モードを使うと、4輪同時に最大10度までハンドルを切り、斜め前方へと進むことが可能になります。

他にも「インフィニティー・ルーフ」なる天井は、パネル式で脱着可能、車内にはBOSEのスピーカーを14個搭載し、前を走る車の追い越しも手放し運転でできる、「スーパークルーズ」機能もあります。

細かい機能アレコレ

またガソリンエンジンをなくしEV化したことで、ボンネットの下は収納スペースが出来ました。4枚のガラス製ルーフパネルを取り外すと、そこに収納することができますし、充電中は前照灯のLEDがアニメのように動いたり、後ろの荷台はテイルゲートを展開して階段状になったりと、至る所にアイデアが盛り込まれています。

価格もモンスター級

モンスター級のスーパートラックに仕上がっているワケですが、「エディション1」の登場は2021年秋、約1,189万円というお値段になっています。すでに公式サイトから予約ができるようになっていますが…もう満杯という人気っぷりです。続く2022年秋には、約483kmを走り800馬力の「HUMMER EV3X」が、2023年春にはモーターがふたつで約483kmを走り、625馬力の「HUMMER EV2X」が、さらに2024年にモーターふたつで約402kmを走る625馬力の「HUMMER EV2」がリリースされる予定となっています。ひとつずつ値段が安くなっていきますが、「EV2」でも約839万円とのこと。

Cybertruck」と「RIVIAN」に、また新たなライバル登場ですね。これからEVスーパートラックの、戦国時代が幕開けします。

Source: Instagram, YouTube, GMC via The Awesomer,Mashable, electrek

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