インテルのハイエンドCPUはもう性能限界。来年初頭に発表の第11世代デスクトップ用プロセッサはどーなるの?

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  • author Joanna Nelius - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
インテルのハイエンドCPUはもう性能限界。来年初頭に発表の第11世代デスクトップ用プロセッサはどーなるの?
Image: Intel

クロック数はどれくらいに?

Intel(インテル)は今朝、第11世代のデスクトップ向けプロセッサこと「Rocket Lake:コードネーム」を2021年第1四半期(1月〜3月)にリリースすると発表しました。その特徴はPCIe 4.0(1レーンあたりの物理帯域幅が3.0の2倍)をサポートしていることで、今後数ヶ月のうちに詳細が明かされます。

第10世代デスクトップ向けプロセッサ「Comet Lake」は新しいソケットとチップセットとともに登場しました。それからたった1年なわけですが…それらを搭載したComet Lake対応のマザーボードはRocket Lakeには対応しないようです。昨年買い換えを行なった人にはどんな言葉をかければいいのかわかりません…。Comet Lake対応マザーボードがPCIe 4.0に対応しているのは救いかも…。

インテルは次世代デスクトッププロセッサ向けの新しいチップセットをリリースする可能性が高いと思われます(もちろん400シリーズでもRocket Lakeは利用できます)。Z590、H570、B560、およびH510といったチップセットが、来年の同時期に登場すると噂されているのです。

10nmプロセスになるのかさえ不透明

なお、Rocket Lakeがどのようなアーキテクチャをベースにするのかについては、まだいくつかの疑問があります。インテルは数年前から14nmプロセスを採用していますが、これは10nmプロセスへの移行に問題が出ているのが主な理由です。第11世代のモバイルプロセッサであるTiger Lakeは10nmプロセスをベースにしていますが、Rocket Lakeもそうだとは限りません。噂では同じ10nmプロセスをベースにするとされていますが、14nmプロセスの技術が利用されるかもしれません。これが本当なら、次世代CPUを第10世代よりも改良する興味深い方法になるかもしれません。とはいえ現時点では、14nm設計から得られるものは限られています。2020年6月のレビューではハイエンドCPUが限界に達していることがわかっています。

またRocket Lakeは、第11世代モバイルプロセッサの設計に基づいているかもしれません。つまり、1つのチップパッケージに複数のダイとレイヤーが搭載されるかもしれないのです。もしそうだとすれば、Rocket Lakeには新しい統合型グラフィックス「Iris Xe」が搭載される可能性もあります。最後に残ったピースは、このCPUがどれくらいの速度で動作するかどうかです。

一方でAMDは、次世代デスクトッププロセッサの「Zen 3アーキテクチャ」をベースにしたRyzen 4000シリーズの詳細をすぐにも明らかにすると予測されています。3000シリーズのベースとなっているZen 2は素晴らしいパフォーマンスを実現しましたが、Zen 3はそれを上回ってくることが期待されているんですよねぇ…。(原文執筆時点。編集時点では発表済みで当然のように上回ってきてますね…)

Source: Medium

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