iPhone 12 mini、iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max。
4モデルも登場した今年のiPhone。テックメディアであるギズモードの編集部員はどんな視点で、どのモデルを選んだのでしょう?
ちなみに、去年のiPhone 11シリーズを買ったのは編集長ひとりだけ。毎年iPhoneを買い替える人も少なくなかったギズモードとしては異例の事件でした。が、今年はiPhone熱が戻ってきた感、あるんです。
ささきたかし(iPhone 12 Pro グラファイト 256GB)
ちょうど2年前、当時4年使っていたiPhone 6が、使用中に突然、画面の真ん中から少しずつ真っ黒になっていきました。
ギズモード編集部の誰もが経験したことのない、iPhoneの寿命でした。
その当日に急遽買ったのが、今日まで使っていたiPhone 7です。当時の最新機種はiPhone XS。にも関わらず、僕はiPhone 7にしたんです。iPhoneへの関心が薄くなっていたのかもしれません。あれだけ興奮していたiPhoneの発表会を見るのも、もはやリークの答え合わせのような状況。
そして近年には、環境問題もあり、なるべく長く一つの端末を使う流れが来ました。普及機である第2世代のiPhone SEの登場。
もはや iPhoneには感じない高揚。
でも今年の発表会は違いました。Appleのヤンチャさが戻ってきた。iPhone 5を思い起こさせる、エッジのたったエレガントなデザイン。カメラ性能の向上。iPhoneはツールではなく、ガジェットだ。そう思わせてくれる魅力がiPhone 12 Proにはあります。
かみやまたくみ(iPhone 12 mini ブラック 256GB 予定)

「コンパクトかつハイエンドな初のiPhone」ってところにめちゃくちゃ新しさを感じるのでiPhone 12 mini(256GB、ブラック)を買います!
ベゼルレス&ホームボタンレスの高画面占有率デザインで片手操作できそうってすごくよくないです? iPhone SE(第1世代)のディスプレイが4インチで、iPhone 12 miniは5.4インチ。格段に広くなってて、細かい操作なんかもしやすくなってるんじゃないかと。
iPhone 12 Pro Maxのカメラにも惹かれるのですが、iPhone 12 miniの「小型であのデザイン」も新体験になるはず。今回はそういう新しさをとってみようかなって。いちばん安いしね!
amito(iPhone 12 Pro ゴールド 256GB)

2年間も6.5インチのiPhone XS Maxをケース付きで使っていたので、僕からしたらiPhone 12 Pro Max以外は全部「mini」なんですよね。Maxサイズを使った2年を振り返ると、ある意味で修行のような日々でした。ポケットは重いし、片手での操作は絶望的。俺はじゅうぶん徳を積んだ。ちいさいiPhoneを買おう。
かといっていきなり5.4インチのminiを買う勇気は出ませんでした。やっぱり、表示できる情報量が少ないってちょっと寂しいと思ったんです。画面サイズと持ちやすさの中間をとったiPhone 12 Proはまさにちょうどいいサイズ。色は飽きのこないゴールドを選んだし、また2年くらい使えるといいな。
編集長 尾田和実(iPhone 12 Pro グラファイト 512GB)

発表直後は、「機能がすごくなった」ってこと以外、何が魅力的なのかよくわからなかった。しかし編集部にiPhone 12 Proが来て、やけにキラキラした外観を見た瞬間にすべてを悟りました。
やっぱり圧倒的にセクシーなんですよね。エロい。正直、Pixel 5もちょっといいなあと思っていたのですが、「モノ」としてのオーラがぜんぜん違います。
それまでは「 耐落下性能4倍、赤外線センサー搭載でカメラは暗所に強いって、なんかスペックだけ並べるとタクティカルとかミルスペックとか、ミリタリー要素しか感じねえ」と思っていたんです。
編集部のリチャードが実機をみて、「銀座ミリタリー」っすね。と言っていて、最初は何を言っているのかわからなかったんですが、ラグジュアリーでミリタリー、なるほどと。繊細さと豪快さが同居してる。
これまでは11 Pro Maxだったので、サイズ的にはPro Maxのほうが欲しかったのですが、11月まで待ちきれずに買ってしまいました。でも、プロポーションが良くてセクシーなのは12 Proかもですね。あまりジェンダーを感じさせないところも好きです。
やっぱりスペックだけでは語れない。道具(ツール)やギアではなくガジェットなんですよ。
まだ決めかねている編集部員もいます、随時更新していきますね!