(万人受けではないものの)音は最高、アイデアは変態。
ギズモードのAmazonプライムデーDIG(掘り起こし)戦争の中、さらっとUPされていたヘッドフォン“Nuraphone(ニューラフォン)”を紹介する記事。思わずこれに心を奪われました。

「なんだよこれ、まったく見たことのない形状だな」「ヘッドフォンではないけど、カナル型のイヤフォンでもなし」「よく読んでみると、スタートアップ企業が作った、聴覚プロファイリングができるヘッドフォンとある…Jabraのアプリみたいなやつかな?」
などとさまざまな思惑が巡りました。無条件にと言っていいほど、いわくありげな独自開発テクノロジーに惹かれてしまう僕が、興味をそそられないはずがありません。しかしその日は、前日のiPhone 12発表会の疲れもあって、買おうかどうしようか迷っているうちに寝落ち。本当にいいかどうかわからない特殊な“ヘッドフォン”(と呼んでいいかもわからない)に、5万円オーバーの投資は厳しい。でも3万円台だったらアリかもしれない、などと考えているうちにすっかり夢の世界へ…。
しかし、価格が元値の5万5000円に戻った翌日も、海外も含めてあちこちのレビュー記事やブログをチェックしてまわり、定価で購入すべきか、それともすっぱり諦めるべきか、ずっと悩んでいる自分がありました。俺は一体何をやっているのか?
そうこうしているうちに奇跡がおきたのです、しかもなんの前ぶれもなく。プライムデーの翌日に一旦は定価に戻ったものの、次の日にはセール時と同価格の¥16,500(30%)オフの3万8500円に再びプライスダウン。「奇跡」と書きましたが、ヘッドフォンではよくあることなのかも。というのも、以前購入したCorsair のゲーミング・ヘッドセットも、このタイミングでしれっとプライムデーと同じセール価格に戻ってましたから。
僕の心は決まりました(続く)。