DJI Pocket 2ハンズオン:強力オプション山盛りの「スーパーオズポケ」

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DJI Pocket 2ハンズオン:強力オプション山盛りの「スーパーオズポケ」
Photo: 武者良太

待望の純正広角システムに三脚、きましたわ。しびれましたわ。

突然ですがアクションカムのおはなし。王者GoProの性能はすばらしいものですが、アクションカムをアクションカムとして使うには様々なアタッチメントが欠かせません。これらのほとんどを有料オプションとして用意しているGoProに対し、フォロワー的プロダクトはあらかじめたくさん同梱しています。

さて、今回Osmo Pocketからアップデートされた「DJI Pocket 2」に触れてみました。スマホアプリ側が対応していなかったので、主にハードウェア面でのインプレとなりますが、このスタイルのカメラが好みなら買いだし、Osmo Pocketユーザーも買い替え必須だと最初から記しておきます

最初からフルアーマーDJI Pocket 2が選べます

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Photo: 武者良太

だって仕方がないと思うんだ。各種アタッチメントがまるごと揃うだけじゃなく、重要なアタッチメントをぜんぶマウントできる保護ケースがついてくるコンボも選べるんだから。

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Photo: 武者良太

保護ケース内部には3つのアタッチメントホルダーがあります。うち2つは、Osmo PocketにもついてきたLightningアダプタとUSB Type-Cアダプタ。iPhoneやAndroidと接続するためのインターフェースです。

待望の広角世界がやってきました

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Photo: 武者良太

加えて左下のほうに、ガラスっぽいアイテムがありますよね。これ、広角レンズなんです。脱着がカンタンなマグネット式の。

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Photo: 武者良太

Osmo Pocketを買った多くの人が「画角が狭い!」と感じたことでしょう。ドローンじゃねえんだから、いやドローンだってもっと広角のカメラ積んでほしいけど、ジンバル付きとはいえハンディタイプのカメラでスマホと同じような画角じゃかぶるじゃんかと。せっかくの自撮り向きVlog向きのデバイスなのに、自分の顔が大きく映りすぎであかーん。もっと、背景も撮りたいんだ。どこにいるかを伝えたいんだ。モア!

だからこそ、この広角レンズが、効くのです。

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Photo: 武者良太

渋谷の駅前で撮影してみました。こっちはDJI Pocket 2の標準状態です。焦点距離は35mm換算で26mmくらいでしょうか。

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Photo: 武者良太

広角レンズをつけたときの写真がこちら。1歩2歩引いたところから撮ったような。余裕のある画角です。20mm...22mmくらいかな。

公式のスペック表にはレンズは20mmとありますが、それはこの広角レンズ装着状態でのことっぽい雰囲気です)

こういったコンバージョンレンズはパープルフリンジが目立ったり、ピントが甘く感じたりするものですが、大丈夫です。レンズをつけたからといって偽色が増えるなんてことはなく、ピント面もきっちりとシャープ。コイツは仕事でも使えるでしょう。

そうそう、サードパーティの広角レンズもあったけど、重量バランスが崩れたためか挙動がおかしくなることがあった。でもDJI Pocket 2の広角レンズは純正品です。あらかじめ、コイツをつけた状態でのジンバルの調整をしていますね。ビシッと安定していました。

三脚も、三脚用マウントもありますよ

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Photo: 武者良太

保護ケースの外側を見ると、いかにもなカメラネジ穴がありますね。

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Photo: 武者良太

そしてコンボには三脚と、DJI Pocket 2本体に三脚をつけられる(UNC1/4インチねじ穴がついている)底面パーツが付属しているんです。

今回使わせていただいた品は開発中の製品だったのか、なぜか底面パーツから三脚パーツを取り外すことができなかったのですが、説明書が正しければ、この三脚パーツを保護ケースに固定できるようになっています。

被写体を追いかけながら撮影を続けてくれるDJI Pocket 2に、いつでもいっしょな三脚があるって素晴らしいよマジで。だって定点置きでもぴったりの画角で撮影を続けてくれるんだから。

祝マイク! しかもワイヤレス!

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Photo: 武者良太

ノーマル、三脚用に続き、3つめの底面パーツはマイク内蔵タイプ。マイク端子も、三脚穴もあるフル装備タイプ。きました。Vlog鉄板のカメラがやってまいりました。

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Photo: 武者良太

しかもコレ、何だと思いますか? ワイヤレスマイクなんです。ノーワイヤー、イエスシューティング。ケーブルをひっかけて機材を落としたり飛ばしたりなんて不幸とはおさらばさ。

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Photo: 武者良太

風切り音低減の風防もつけられますし、

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Photo: 武者良太

ワイヤレスマイクも保護ケースにつけて運べます。初代モデルはいったいなんだったのか。試験機だったのか。DJI Pocket 2の進化に万歳三唱。感謝の気持ちをフォーDJIしたい。

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Photo: 武者良太

ただし、ちょっと怖いと感じたところもありました。ノーマル、三脚用の底面パーツがキツキツなので、交換時にそれなりのチカラを入れないとならないんです。勢いあまってジンバル部分・カメラ部分にダメージ9999しちゃったらどうしよう。マイク用底面パーツみたいに、メカニカルな可動式フックが欲しかったな。

増加コントローラは1ボタン1ジョイスティック

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Photo: 武者良太

Lightningアダプタ、USB Type-Cアダプタを装着する部分には、増加コントローラを差し込むことも可能です。Osmo Pocket時代は2ボタン1ホイールでしたが、DJI Pocket 2では1ボタン1ジョイスティックに変更。カメラ部を上下左右に動かしやすくなりました。またデジタルズームのコントロールもできます。

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Photo: 武者良太

残念ながらアプリが未対応だったので、スマホ側との連携はできなかった...ので、スマホとつなげたときの絵面は参考までにご覧あれ。細かくコントロールしたいなら、スマホ直結は必須なので、このスタイルがDJI Pocket 2運用の基準となる人もいるでしょう。

センサーサイズも画素数もUP

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Photo: 武者良太

前述しましたがアプリ非対応かつ、僕の買ったOsmo Pocketは無くしてしまったので画質比較ができず...申し訳ございません。

しかしスペックシートによれば、センサーサイズは1/2.3インチ→1/1.7インチとひとまわり大型化。画素数も1200万画素→6400万画素/1600万画素に向上。ってDJI Pocket 2ってば、クアッドベイヤーセンサーを使っているっぽい

...暗い場所での低ノイズに貢献する条件ばかりじゃないのさ...。

近年はスマホやアクションカムの電子手ブレ補正技術が向上しまくっていますが、クロップ率が気になるし、なによりもシャッタースピードが下がると電子手ブレ補正の弱点が赤裸々になっちゃう。でもDJI Pocket 2の構造なら、こんなに小さくても夜景動画がキレイに撮れる期待値が高い。高すぎる。

こういうヤツが真のセカンドカメラになるかも

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Photo: 武者良太

スマホで映画もCMも撮る時代です。(撮影シーンを選ぶとはいえ)仕事でも使えるクオリティがあるんだから、多くの方にとってスマホがファーストカメラとなるのは必然です。

だから超広角に強い、望遠に強いといった、スマホでは撮れない撮りにくいシーンが得意なカメラに、皆さんの興味が移っていくのかな、と感じます。

その視点でいくとDJI Pocket 2もGoody Goodyなカメラといえますね。写真なら分割撮影の超高画素超広角写真が撮れますし、動画は大掛かりな3軸機械式ジンバルによってビシッと安定しますし、ハイアングル・ローアングルの撮影もお手軽です。

スマホ1台だけじゃ撮りにくいシーンも気軽に撮れるようになるベスト・オブ・セカンドカメラなDJI Pocket 2。Vlogもコイツなら楽しさからはじめられるでしょう。

Source: DJI

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