さぁ、写真体験を資産にするカメラたりうるか。
PENTAXが満を持しに持して開発してきたという、APS-Cセンサーのフラッグシップモデル。もう僕らが小出し情報焦らしの限度に来つつあったこのタイミングで、ついに仕様が詳らかにされました。もちろん、その名前も。
名称は「PENTAX K-3 Mark III」。2015年に登場した当時のKシリーズ最上位モデル「PENTAX K-3 II」の名を引き継いだ、新たなるフラッグシップのお目見えです。画素数約26MP、重さ820g、手ブレ補正5.5段、4K30p撮影、ISO感度100〜1600000。ひゃ、1600000!?
現代らしい部分は、UHS-IIへの対応(スロット1のみ)、Type-C端子の採用、新しいAFユニットによる101点の測距点、タッチパネル対応などですかね。背面モニター固定ゆえ星空撮影は想定外=GPSユニットは非搭載という理屈もわかるので、シンプルに日々の写真趣味を突き詰める使い方になるはず。
何より、件の光学ファインダーコダワリ宣言を思えば、専用設計されたペンタプリズムや、ファインダーからの見え具合こそ、こやつの持ち味でしょう。もちろん暗所耐性や動画性能なんかも気になりますけどね。ペンタで動画かぁ…Limitedレンズとか銀残しとか使ってやりてぇ…。
「PENTAX K-3 Mark III」は、2021年2月開催予定のCP+の頃の発売を目指しているとのこと。さぁ、これでもう待つだけだ。そして触るだけだ。
Source: RICOH IMAGING