簡単なトリックです。
さんざん噂とリークされていたPixel 5がついに発表になりました。フラッグシップながら、最先端にこだわりすぎることなく、幅広い層から支持されそうな端末で好感大です。公式仕様を見ていると、ワイヤレス充電対応で、へぇ背面パネルはリサイクルアルミニウムかぁ。…あれ、ワイヤレス充電って背面金属だとダメだよね? え、新しいテクノロジー?
Pixel 5の背面は金属で、かつワイヤレス充電対応。でも、新しいテクノロジーでもありません。ではどうやって? ネタ元のAndroid Policeが、気になる人は気になるだろうこの点を解説してくれています。答えは簡単、背面パネルにしかけあり。
パッと見は1枚のアルミニウムパネルですが、これはあくまでもパッと見。実は、充電コイルがある場所の背面パネルはカットされ穴があいているのです。この部分だけパネルの素材が別(たぶんプラスティック?)。つまり、アルミニウム製の背面パネルの一部分だけ窓のようになっており、そこにプラスティックがはまっているという状態。これで、ワイヤレス充電が可能。そのままだと不格好なので、バイオコートレジンとやらでコーティングされ、その上からアルミ部分とマッチするように色付けされているのです。これがメタル背面xワイヤレス充電のトリック。
わかってしまえば単純な話。なーんだ、そうだったのか!
Source: Android Police