あらゆるものがフェイクに見えてくる…。
コロナで熱が上がって血中酸素濃度が2度低下し一時は93%まで低下したトランプ大統領。ホワイトハウスは「元気」と発表していますが、レムデジベルと重症患者用のデキサメタゾンまで投与されていることがわかって「全然元気じゃないじゃん」「軽症で与えたらかえって危ないし」と医学界が騒然です。
咳のシーンをカット?
元気な姿を見せた映像についても「苦しそうに顔をゆがめたところで映像がカクッとなる」「せきがカットされてるのでは…」「モーフカット?」と疑惑の声があがり、ネットには「カット部分の音声周波数再現図」なるものまで現れて、それが「トランプのサインに怪しいまでに似ている…」と国民の間に混迷と混乱が広まっています。
問題の映像はこちらです。
The White House is editing video to remove coughs. https://t.co/L4xo4wFFrR
— Andrew Feinberg (@AndrewFeinberg) October 4, 2020
確かに「セラピューティックス(治療法)」と言ったところがカクッとなってますね…。せきをカットするつもりなら、もう少し前からカットすると思うけど…。それだけ疑心暗鬼が広まってるってことで。
「モーフカットって何?」となったみなさまのために、ホワイトハウス報道官によるAdobe Creative Cloudのモーフカット機能の説明という架空の設定にもとづくチュートリアル映像もありましたので、どうぞ。
車で病院前を凱旋
「もう、生の元気な姿を見せるしかない」と思ったのか、トランプ大統領は日曜、病院前にサプライズで姿を現し、熱狂的なサポーターに手を振りながら車でゆっくり回って病院に戻りました。
ただ、このとき使った車は防弾・防爆・細菌兵器にも耐えられるもので、虫1匹逃さない密閉空間。運転席との間にシールドは一切なくて、この病院で働くJames Phillips医師からは「無責任にもほどがある。シークレットサービスも命がけだな…」と厳しい非難と同情の声があがっています。
実際、シークレットサービスからも続々陽性反応が出て身辺警護の補充がいくらあっても足りない状況ですし、先月26日の最高裁判事候補指名式典ではトランプ政権の重鎮と記者の計8名が感染し、国家の中枢がクラスター化しています。1日も早い回復を祈るばかりですね。投票日まであと1か月。