日本もかな?
Tesla(テスラ)が自信の証として掲げていた7日間返品保証ポリシーが、サイトからいつの間にか消えていることがわかりました。
Electrekの情報筋によると、米時間15日夜にポリシーそのものが撤廃になったのだそうです。たしかに、Google検索では変更前のポリシーのキャッシュがトップに表示されるものの、クリックするとサポートTOPページにリダイレクトされます。7日間返品保証のポリシーはもうどこにも見当たりません。
7日間返金保証は、イーロン・マスクCEOが2019年4月にツイートして以来、Tesla車の大きなセールスポイントになっていました。
Can order online in 2 mins for home delivery & return in 7 days for full refund https://t.co/46TXqRrsdr
— Elon Musk (@elonmusk) April 24, 2019
「オンラインで2分で発注、自宅に配車。7日以内に返品すれば全額返金」
日本版サイトにはまだ旧ポリシーのまま出ているので以下に貼っておきますね。

こんな風に、これまでは走行1,600km未満で破損がなければ納車後7日間は返品できたのですが、これからは返金リクエストの案件すべてがサービス部門に回されるとElectrekは報じています。こういうポリシーは翻訳に齟齬がある場合、原文(英語版)が優先だったりしますので、これから買う人は要注意!
広報部門もいつの間にか消えている
気になる理由は不明です。Tesla本社は最近広報部門を解散しちゃって、報道対応窓口のない自動車業界初の企業となっていますので(アジア欧州地域はまだある)、そのうちCEOのツイートなどで発表があるのではないでしょうか。
Teslaも最初は報道機関に対してオープンだったんですけどね。Gizmodo系列ブログのJalopnikなんて、一度コメント取らずに記事公開したらTeslaに叱られてTV撮影用に貸してもらうModel Sの話が消えかけたこともあります。これに懲りて担当記者は「1にコメント、2にコメント、特にTesla」と編集長の怖い顔を描いてパソコンに貼り付けてるほどなのに、今はコメントリクエストしても何か月も放置される毎日。今年の返事は0件だよ! って無視されたメールの現物を記者がここに公開しています。
内容を見ると「中古Teslaにあるはずの機能がない」「モデルXの車輪トラブル」「オートパイロット衝突事故」「モデルYのコンデンサーがずれてる」「またオートパイロット居眠り運転」「モデルYの天井が吹っ飛ぶ事案」とあって、いろいろ答えづらいのもわかる気が…。モデルYのコンデンサーの添え木はRedditとTeslaオーナーフォーラム、日本でもかなり話題になりました…。
テスラモデルYはエアコンのコンデンサーが結束バンドと添え木で固定されていることが判明
— ぺんきちさん (@Penkichi_san) September 11, 2020
オーナーがトランクの内装を剥がした時に見つけてフォーラムに投稿したところ「自分のもそうだった!」との声が続出。唯一無二のエンジニアリングでオーナーシップが高まりそう( ˘ω˘ )https://t.co/4wrMtOsEV8pic.twitter.com/B5O6D22qe7
Teslaだけだよ! はスケールが違いますよね。