クラウドファンディングで資金を得て→ガジェットを出すためのポイント6つ

クラウドファンディングで資金を得て→ガジェットを出すためのポイント6つ
Photo: NICOLAS ASFOURI / Staff (Getty Images)

クラファンで画期的なガジェットのキャンペーンを行っても、十分な資金を調達できなければそれを世に送りだすこともままなりません。

世界各地の数百ものスタートアップと仕事をした経験を持つ米ギズモードのJohn Biggs記者は、新著『Get Funded!: The Startup Entrepreneur’s Guide to Seriously Successful Fundraising(資金を得よう!スタートアップ起業家の資金調達がうまくいくガイド)』で、クラウドファンディングを通してハードウェアのスタートアップを築く方法を共著者のEric Villines氏と語っています。以下、クラファンで資金を得るために押さえておきたい基本的なポイントについての抜粋です。


ハードウェア、ソフトウェアもしくはアート製品であっても、商品を作って販売するとなると、選択肢は限られています。ショッピングモールの隣に車を止めトランクを開けてハードウェアを売り出すか(オススメしません)、クラウドファンディングを試してみるかです。

製品のクラウドファンディングは、ハードウェアや本などクリエイティブな製品を軌道に乗せる最も人気ある手段のひとつです。

クラウドファンディングは自分の作品をサポートしてくれた支援者に、先行予約または別の方法での特典を与えることによって機能します。

特定の業界に特化したクラファンサイトはたくさんあります。Bandcampはベッドルームで制作されたアルバムと、スタジオで作られたものとに区別なく資金を出すほどに成長しました。Crowdfunder、IndiegogoもしくはAngelListといったサイトでは、起業家たちは群衆(クラウド)のサポートを探すことができます。

クラファンに最適な製品はコミック本、音楽CD、デバイスなどといった数に限りのあるアイテムです。クラファンのキャンペーンによって、こういった製品を限定生産して出荷するのに十分な資金を得ることが可能になります。KickstarterやIndiegogoのキャンペーンの場合、一定数の製品のためにある金額の資金調達を目指します。

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Screenshot: McGraw Hill

この本は資金調達ビジネスに焦点を当てていますが、資金調達にクラファンのキャンペーンをどう活用できるのか?興味深いことに、新たなテクニックのおかげでさらにシンプルになりました。

まず、自転車用のライトなど単体の製品を作ってオンラインで販売したいだけなら、標準的なクラファンキャンペーンで十分でしょう。

クラファンは数多くの注目を集める面白いプロジェクトに資金を提供する手段となりましたが、資金を集めながら同時にビジネスを築く方法を見いだすには絶対的なコツがあります。

クラファンには覚えておくべき基本的な法があり、その1つでも破ればリスクにさらされます。

1. 試作品を作る。

作り上げると約束したものは作りましょう。スマートウォッチかもしれませんし、コミック本かもしれません。クラファンの前にあらかたの作業は済ませておきましょう。製品のビデオとイメージを偽ることはできても、支援者はどんどん抜け目なくなってきています。

完成していて実際に動く、人に見せられるような製品なしのキャンペーンはダメです。

2. ページにこだわる。

ステキなビデオ付きのすばらしいクラファンページを作成しましょう。自分で作成することに不安があるなら、デザイナーを雇って。クラファンページは支援者があなたと交流する最初で最後の場所。すばらしいものでなきゃ。

3. 早期支援者を大事に(そして困らせも)する。

早期支援者はすばらしい存在です。褒めちぎってお礼を述べたら…その後は口コミと何とかさらなる寄付をお願いしましょう。

4. 連絡する、まとめる、繰り返す。

メーリングリストを作成して、キャンペーンが終わるまで週に3回は全メンバーに接しましょう。これはバイラルを作ったり、あるいはイラ立ちを取り除いたりできるベストな方法です。

5. アップデートは頻繁に行う。

クラファンページにほぼ毎日アップデートを加えましょう。サプライヤーは協力してくれていますか? 写真を撮って投稿しましょう。つまずいて苦しんでいるなら、そのことを書きましょう。一般の人々はクラウドファンディングの過程で創造のスリルを味わえるんですから、隠しておかないで。

6. 納期どおりに出荷する。

何かを出荷する約束したなら、出荷しましょう。必ずしも常に予定どおりにとは言いませんが、まったく何も出荷しないのは最悪です。

ハードウェアはソフトウェアと共にあるので、ひとたび製品を販売できたら、アップデートと改良へとカスタマーを導くソフトウェア製品につながるよう働きかけましょう。顧客の満足度を保って(そしてグレードアップさせて)おくことで、クラウドファンディングプロジェクトを超えたビジネスを築けるようになりますよ。

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