渋滞だらけのパリ、医者が救急eバイク乗って駆けつけるようになる

  • author 岡本玄介
渋滞だらけのパリ、医者が救急eバイク乗って駆けつけるようになる
Image: WUNDERMAN THOMPSON

パリは毎日200km以上の渋滞で、道路が麻痺しているのだそうな。

広告代理店とeバイクのメーカー、そしてパリ緊急サービスが協力し、大渋滞の中をすり抜けて走る救急eバイク「Emergency Bikesebikes」が作られました。1分1秒を争う人命救助には、大きな救急車よりも自転車の方が速いのです。

Video: Wunderman Thompson Paris/YouTube

カーゴバイクを救急車両に改造

ベースになっているのは、カーゴバイクを作るUrban Arrowで、医療用品を収納する150Lの収納ボックス、140dBの警笛、眩しく点滅する青いLED、耐パンクタイヤ、GPS、モバイル機器を充電するUSBポートといった装備があります。

それに電動アシストで走行できる距離は、最大で160km。これは500Whのリチウム電池を、ふたつ積んでいるからとのことです。加えて油圧式ディスクブレーキもあるので、確かな制動力も持っています。

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Image: Ecox Entreprises

各団体から問い合わせ多数

このeバイクは、夏にプロトタイプがテストを完了しており、公道での走行も可能な状態となっています。もちろん患者を搬送するには救急車が必要なものの、いち早く現場に向かえるため導入した医師もおり、パリ市内の緊急電話に対応し、日常的に活用されているのだそうな。

屋外を走るので、新形コロナウイルスに感染するリスクは低いのですが…渋滞時でもすり抜け運転は決して安全ではありません。お医者さんが事故って怪我したら元も子もないので、安全運転でお願いしたいですね。

Source: YouTube, Ecox Entreprises, WUNDERMAN THOMPSON via NEW ATLAS, Urban Arrow

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