米国防総省「MIL規格」準拠のスマートウォッチって実際ミリタリーに向いてるの?

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    米国防総省「MIL規格」準拠のスマートウォッチって実際ミリタリーに向いてるの?
    Photo: かみやまたくみ

    スマウォ界のMASTERキートン。

    「MIL規格準拠(ミルスペック)」はアメリカ軍が物資を調達する際の規格に準拠してる製品ですよという意味。ミルスペックを謳うガジェットは要するに「すげータフなんだぜ!」とアピールしているのですが、響き的にあれこれ期待してしまうところがあります。

    やっぱミリタリー向けの機能満載なのかな?って。

    で、ガーミンからアメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠のスマートウォッチ Instinct Dual Power Tactical Editionをご提供いただけたので、実際に触れて確認してみました。

    結論言っちゃいますね、一般人の想像を超えた機能が詰め込まれていて熱いです!

    高度すぎて使いこなせそうもない機能たち、だがそれがいい

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    Photo: かみやまたくみ


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    Photo: かみやまたくみ


    いちばんパンチあるなって思った機能は、暗視ゴーグル装着時にウォッチフェイスを見やすくするナイトビジョンモードです。暗視ゴーグルをもってないのでオンにすると実際見やすいのかなどは試せませんでしたが(オンにするとバックライトがオフになる機能のようです)、メニューのわりとアクセスしやすいところに入れられていたところから察するに重要っぽいです。

    ステルスモードというGPS情報の取得や保存をオフにする機能もありました。作戦行動時に捕まって、自分のGPS情報がスマウォに記録されてたら、どこの基地から来たかとかバレちゃいますもんね…。自分は飛行機に乗るときくらいしかGPSを切りたいシーンはないのですが、製品の性格はよく表れているな〜と。

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    Photo: かみやまたくみ

    Jumpマスターという機能も活用難易度のあまりの高さにビビりました。スカイダイビングを補助する機能らしいのですが、専門的すぎてどう操作すればいいのかさえよくわからない! 起動すると落下地点や風の強さの入力を求められるんですよねー…。予定の落下ポイントにちゃんとたどり着くための機能なのかな? 空挺の人ならうまく使えるんだろうか…。

    そんなわけで利用シーンはあまり思いつかないんですが、「こういうホンモノっぽい機能が入っている」という事実には思わずにへらっとしてしまうんですよね〜。テンションは上がります。

    ミリタリーせずともアウトドアするなら生きるスマウォ

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    Photo: かみやまたくみ


    アクティビティトラッキングに狩りがあったりもします。そうですよね、携帯食料がなくなることも想定しなければなりませんよね。その一方で、ランニング、筋トレ、サイクリングなどの一般的なアクティビティにも対応しているのでたとえ狩りやスカイダイビングをしなくてもアクティブな人なら十分活用できる感じになっています。

    また太陽光発電に対応していて、陽の光に当てると充電されますね。ウォッチフェイス外側の輝いている部分(ベゼル)がたぶんソーラーパネル。電源のない過酷な戦場やポストアポカリプスの世界を想定しているのかもしれませんが、連泊キャンプや登山なんかでもぜんぜん活躍してくれそうです。専用ウィジェットで発電具合をチェックできるので、効率的に充電するには太陽光が垂直に当たるようにすればいいのか…とか考え始めてしまう(楽しい)。公称でのバッテリー持続時間は最大14日で、まータフです。

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    表示がカラーではなく、タッチ操作も非対応ですが、それはバッテリー持ちや激しい運動時に邪魔にならないことを考慮してのものでしょう。とはいえ、スマホ通知を表示させたり、音楽再生をコントロールしたりといったスマートウォッチらしい機能はきっちり搭載しているので、日常生活でも問題なく使えると思います。なお、一部ガーミン製スマウォが対応しているSuica等の電子決済にも非対応ですが、このInstinct Dual Power Tactical Editionが本当の意味で活躍する場所に改札やコンビニはなさそうなので弱点と言うべきなのか否か…。

    個人的に触れてみていいなって思ったのは着け心地のよさ。最近試したガーミン製スマウォの中ではいちばんフィット感がいいかも。長時間の着用に向いてると思います。あと繊維強化ポリマー製なんですが、おかげでめちゃ軽いです(公称52g)。すっきりとしたシンプルなUIも見やすくてアクティブな利用シーンによくマッチ。光学式心拍計も当然のように搭載してますよ。

    まとめると、Instinct Dual Power Tactical Editionに関しては実際にミリタリーな機能があるというのが冒頭の疑問への答えになります(高度すぎて本当にミリタリーで使えるのかまではわかりませんでしたが…)。トータルで見ると、よくできたアウトドア系スマウォで、タフ系をお探しの方は一度手に取ってみてもいいんじゃないかと。Tactical Editionという言葉の響きに惹かれて選んでも、もちろんいいと思いますよ!

    Source: Garmin

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