小さい&パワフルな「HomePod mini」がやって来た。普通のスピーカーとはここが違う!

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  • author ヤマダユウス型
小さい&パワフルな「HomePod mini」がやって来た。普通のスピーカーとはここが違う!
Photo: ヤマダユウス型

ほかのスピーカーとどう違うの? お答えしましょう!

10月のApple Eventで発表があった、Apple流の小型スマートスピーカー「HomePod mini」。発売日は11月16日(月)ですが、一足先に編集部に届いちゃいました。初めてお見かけした時の第一印象は「まるっ、ちっちゃっ」でした。

で、このHomePodシリーズ、イマイチ日本ではマイナー感が否めない。スマスピといえば「アレクサ」と呼びかけるAmazon Echoや、「おっけーグーグル」なGoogle Nestが主流な現状です。じゃあ今回のHomePod miniも「Hey Siri」で操作できる同じノリかと問われれば、その通りだけど、違う部分もある。

Appleのスピーカーだからこそできること、Appleユーザーだから味わえる恩恵。そういった部分に注目しつつ、HomePod miniと触れ合ってみましょう。お値段は1万800円(税別)です。

Bluetoothスピーカーとの違い

大前提として、スマートスピーカーとは何ぞや。昨今はワイヤレス&ポータブルに使えるBluetoothスピーカーが賑わってますが、スマスピはBluetoothスピーカーとは違う使い心地になります。

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音楽を再生できる点は同じですが、音声アシスタントとして常時オンでなければならないスマスピは、基本的にはケーブル接続ありきです。Amazon Echoなんかも電源挿しっぱなしですよね。このminiちゃんはケーブルの取り外しすらできませんが、まぁ、うん。要はポータブルには使えないってこと。

音声アシスタントを駆使して、スマートホームのハブになれるのもスマスピならでは。「Hey Siri, 電気を消して / エアコンをつけて」などのスマート家電操作ですね。iPhoneに向かって話しかけたり、アイコンをタップしても同じことができるけど、何かを操作するのに動作がいらないっていうのは、ハマると抜け出せない全能感なのです。

あとはApple Musicとの連携ですね。Bluetoothスピーカーはスマホありきの再生装置だけど、スマスピはストリーミングサービスと連携させれば単独で音楽を楽しめる。「スマホの音楽をスピーカーで聞きたい」のか、「IoTとの連携やストリーミングサービスをスピーカーで聞きたい」のか。わりと用途は変わってくるので、チョイスどころです。

Apple製品との相性はバツグン

では、HomePod miniならではのメリットに触れていきましょう。なんといってもAppleデバイスとの連携&初期設定がラク! HomePod miniを買う→電源に繋ぐ→iPhoneに近づける→初期設定完了、くらいの手順です。入力の類は一切必要なし。

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iPhoneとAirPodsの連携とほぼ同じ感覚ですね。Wi-Fiがーとかアプリがーとか、そうした初期設定の面倒さを全部スルーできるので、そうした作業のせいでスマスピの導入を億劫に感じてる人にも勧めやすい。

音楽再生装置としては、Apple Musicなどのストリーミングのほか、AirPlayにも対応。スマホやMacで再生してる音楽をAirPlayでスピーカーに飛ばすことができます。Bluetoothスピーカーのようにペアリングを切り替える操作は不要。好きなデバイスからHomePod miniを選択して再生するだけです。

あと、音質良いです、かなり良い! V字型なヌケ感は広い空間でも聞きやすく、テーブルを震わせるウーハーの低音も気持ち良い! 音質だけで欲しくなったスマスピは、これが初めてかも。

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あとは「パーソナルリクエスト」機能により、iPhoneが近くにある=所有ユーザーが近くに来ると、リマインダーやカレンダー、着信などの通知を教えてくれます。リビングに設置したHomePod miniの近くを通るだけで「午後○時に予定が〜」と、教えてくれるわけです。

U1チップの恩恵

iPhone 11シリーズから採用されたU1チップ。これがHomePod miniにも内蔵されています。おかげでできるようになったのが、以下の3つの機能。

  • iPhoneをHomePod miniに近づけると、iPhoneで再生中の音楽の続きが流れる
  • HomePod miniが何も流してないときにiPhoneを近づけると、関連楽曲のレコメンドがiPhoneに表示される
  • HomePod miniで音楽流れているときにiPhoneを近づけると、音量などのコントロールが表示される

いずれもApple Eventで紹介されていた、U1チップにまつわる機能です。この接続感は、いわく「デバイスが物理的に接続されている」かのように感じるとのこと。ディスプレイをもたないHomePod miniに関する情報を、iPhoneで確認できる感覚です。

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複数台を使ったステレオ再生、セパレート使い

スマスピは複数台を接続して、音楽を同時再生するステレオ環境を構築しやすいのも魅力。HomePod miniは初期設定のラクさも相まって、ステレオ化がめっちゃ簡単なんですよ。

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しかも音質もすこぶる素敵なので、リビングに置くなら2個は置きたいですねぇ。音質で選べるスマスピっていうポジションは強いと思う。

逆にステレオではなく、各部屋に置いて個人ごとに使うのも便利。家族がいる場合はそうした使い方がメインになるかと思います。その場合は「インターコムモード」なる内線通話も利用できます。

寝室にいる人がリビングのHomePod miniに「あと15分したら出る」などのメッセージを送れるほか、iPhoneやiPad、Apple Watch、AirPods、CarPlayでもメッセージの送受信が可能。まさに内線的な使い方で、SMSやLINEよりも圧倒的にスマートに連絡ができる、と思います。一人暮らしにはピンとこない使い方なのです…!

色々できます、Apple関係なら

「HomePod mini」、Appleユーザーであればその恩恵はたくさんあります。Apple Eventでは家族間での使い方にフォーカスしていましたが、一人暮らしでもリビングや寝室に設置して、例えばリマインダーのチェックやスマートホームのハブにしたりと、十分に活用できるでしょう。

欠点を挙げるとすれば、iPhoneを持ってないと恩恵を味わいにくいところでしょうか。あとはもっと単純に「Hey Siri」が言いにくいとか、音声アシスタントとして他のスマスピの方が賢いという評価もHomePodの時からありましたね。ただ今回体験した限り、HomePod miniはApple Musicなどとのサービス連携に重きを置いている面が強く、それを考えるといわゆるSiriの賢さの部分は目立たない欠点に思えます。

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なんせサウンドは優秀なので、普段iPhoneで音楽を聞いてる人は、1万800円で音質も連携も優れたスピーカーをゲットできますよ。お色は白と黒の2カラーから。

Source: Apple

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