自動車メーカーのシュコダ、光るシートベルトのバックルで世界特許を取得

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  • author 岡本玄介
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自動車メーカーのシュコダ、光るシートベルトのバックルで世界特許を取得
Image: ŠKODA UK Media/Twitter

バックルが分からずオタオタしたこと…あるでしょ?

1895年に創業した、チェコ共和国の大衆車メーカーŠKODA(シュコダ)。この度彼らは、光るシートベルトのバックルで世界特許を取得しました。

おそらく誰もが経験したことがあるであろう、後部座席の隙間に生えているバックルがどこにあって、どれが自分用のか分からない!という問題。それが、この光るバックルで解決するようになります。

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Image: ŠKODA UK Media/Twitter

状態によって色が変わる

motor1いわく、このシステムではボタン部分に透明のプラスチックが使われ、中に仕込まれたLEDの光が拡散するよう設計されているとのこと。そして座席に重量センサーが内蔵されており、まず人が座ると赤く光り、ベルトをガチャンと挿すと緑色に光り、安全が確認されると白く光るのだそうです。非常に分かりやすくてスマートですよね。

トヨタのJPN TAXIでも光るけど

光るバックルは、日本でもたとえばJPN TAXIがバックルの両端にLEDを仕込んだものを採用しています。ですがシュコダの新たな特許では、ライトの色が変わることでベルトの状態をチェックできるのがポイント。ちょっとしたアイディアで、同乗者にストレスを与えない乗車体験になるワケです。

後部座席のシートベルト着用は、2008年から義務化されています。ですが法整備が先行して利便性は昔と変わらず…。でもこのスマートベルトなら、これまでのように混乱することなく、ササっとベルトを締められますね。

Source: Twitter, motor1, TOYOTA