性能いいし、機能も豊富。
本日、HUAWEIからノートPCの新製品「MateBook X」と「MateBook 14」が発表されました。先日発表会が開催され、一足先に両製品を手に取ることができたので、第一印象をお届けしたいと思います。
一言で言えば、「コスパよすぎ!」です。
約1kgのスリムノートPC「MateBook X」は持ち心地が最高!

まずは「MateBook X」。こちら、薄さ13.6mm、重さ約1kgのスリムノートPCです。

サイズはA4よりも一回り小さく、かなりコンパクト。

ディスプレイは13インチ(3,000×2,000ピクセル)。ベゼルがとても薄く、画面占有率は約90%。見た感じ、ほぼディスプレイ。没入感がハンパありません。吸い込まれそう。

最大約11.3時間のロングバッテリーを搭載しているほか、Wi-Fi 6に対応。また、F6とF7キーの間にポップアップ式のWebカメラがあったり、タッチパッドにNFCタグを内蔵するなど、なかなかおもしろいギミックがあります。
CPUは第10世代Core i5、メモリ16GB、SSDは512GBと贅沢なスペックとなっています。さらに、ファンレス設計となっています。

正直、見た目も性能もかなりよくてグッとくるノートPCなのですが、個人的に一番のポイントだなと思ったのが、持ったときのフィット感。ボディのエッジが丁寧に面取りされていて、手に吸い付くような感触なんです。今までさまざまなノートPCを手にしてきましたが、こんなに手に吸い付くような製品、ほかにありませんでした。ずっと手に持っていたいと思わせてくれます。
市場想定価格は15万4800円(税抜き)となっています。
パワフルで安い。コスパ番長な「MateBook 14」

もう1機種が、「MateBook 14」です。こちらは14インチ(2,160×1,440ピクセル)のディスプレイを搭載。画面占有率約90%のフルビューディスプレイは「MateBook X」と同様。CPUにはRyzen 7 4800H、メモリ16GB、SSD512GB。最大約11.2時間の連続駆動を実現するバッテリーを搭載となっています。
本体の重量は約1.49kg。めちゃくちゃ軽いというわけではありませんが、持ち出すのに苦になる感じではありません。

「MateBook 14」のおもしろい機能としては、Fnキーと「P」キーを押すとCPUの性能をアップできる機能を搭載しているところ。通常、負荷のかかる作業をさせたときにPCが自動的に本気を出すものですが、このノートPCはユーザーが任意のタイミングでブーストさせることができるのです。自分とノートPCが一体化したような感じになって、いいですね。

また、「MateBook X」同様に格納式WebカメラやタッチパッドにNFCタグが内蔵されています。
市場想定価格は10万9800円(税抜き)。正直、この性能でこの価格、コスパよすぎだと思います。
HUAWEIのMateBookシリーズは、コスパがいいなと常々思っていたのですが、今回の2機種はさらにコスパに磨きがかかっていると感じました。「MateBook X」はお値段以上の質感ですし、「MateBook 14」はお値段以上のスペックです。
「お手頃価格で“使える”ノートPC、ないかなー」なんて考えている人は、検討してみる価値はあると思いますよ。というか、めちゃくちゃ欲しくなると思います!
Photo: 三浦一紀