いざ、本気の野鳥撮影へ。
オリンパスが、同社のフラッグシップミラーレス「OM-D E-M1X」の最新ファームウェアVer2.0を12月3日(木)に公開すると発表しました。

目玉の追加要素となるのは、インテリジェント被写体認識AFに新しく追加される「鳥認識」。鳥の瞳・頭部・全身を自動で検出&追尾する機能です。大小様々な鳥を認識し、撮影時は瞳を優先しピントを合わせ、瞳が検出できない場合は頭部または全身を検出します。検出はAF全域に対応し、「プロキャプチャーモード」との併用も可能。
望遠に強いマイクロフォーサーズマウントは、野鳥撮影に最適なカメラとも言われています。メジロやカワセミなどの小さな鳥も、手持ち300mm(換算600mm)で撮り切れてしまう手ブレ性能も相まって、オリンパス機と鳥認識の相性は完ッ璧と言って良いでしょう。
他にも、ATOMOS社のHDRモニター「NINJA V」への動画RAW出力への対応、「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」の深度合成対応、動画撮影時の手ブレの安定性向上、フォーカス距離指標表示の追加(コレ便利そう)などが、ファームウェアで追加されます。
「OM-D E-M1X」が、ますますフラッグシップめいてしまうアップデートですな。コレと100-400mmで、もう鳥撮影は最強の布陣。「OM-D E-M1 Mark III」などにも鳥撮影来てくれたら、ちょっとこれ楽しいことになるんじゃないの?
Source: オリンパス via デジカメ Watch