驚きの低価格ワイヤレスイヤフォン、音質もよし! Skullcandy「Jib True」レビュー

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  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
驚きの低価格ワイヤレスイヤフォン、音質もよし! Skullcandy「Jib True」レビュー
Photo: Andrew Liszewski/Gizmodo US

ワイヤレスイヤフォンを失くしやすい人にもオススメ!

「iPhone 12にはヘッドフォンの付属なし」というニュースに合わせてリリースされた、Appleの新しいBeats Flex(税別5,400円)は、同社が販売するなかでもっとも手ごろな価格で手に入るワイヤレスイヤフォン。でももっと言うと、完全なワイヤレスではないのと、格安というわけでもありません。

Skullcandyの新しいJib Trueイヤフォンは完全ワイヤレスで、30ドルという価格以上の音質が期待できます。AppleのAir Podsが2016年後半にデビューしてからというものの多くのメーカーがワイヤレスイヤフォンの生産を始めましたが、依然として高価なアクセサリとなっています。

Skullcandyは、価格面と(おそらく)デザイン面でAppleに勝る最初のワイヤレスイヤフォン製品となるかもしれません。

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Skullcandy Jib Trueワイヤレスイヤフォン

これは何:音質よし、有名ブランドではもっとも安価なワイヤレスイヤフォン

いくら:30ドル

好きなところ:30ドルという価格にしては、音質もパフォーマンスもかなり安定的。

好きじゃないところ:低音の周波数が過度に高まることがある。サウンドプロファイルを変更したりEQを調整したりすることはできない。

音質が良いとはいえ、AppleのAirPods(160ドル)、AirPods Pro(250ドル)、JabraのElite 75t(180ドル)、あるいはSennheiserのMomentumワイヤレスイヤフォン(300ドル)には敵いません。ただ、おそらく空港で慌てて買うような同価格帯のイヤフォンと比べたら、Jib Trueはかなり優秀だと感じるはずです。

Jib Trueのワイヤレスイヤフォンは、サウンドプロファイルはうまくバランスが取れていますが、低音のパフォーマンスは少しだけ過度にブーストされ、高音は抑えめな感じがあります。サウンドプロファイルを変更したりイコライザーを微調整できるモバイルアプリはなし。AirPodsのサウンドはより鮮明でバランスも取れており、Jib Trueよりもやや広い周波数範囲を提供します。

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見た目はちょっと安そうなプラスチックですが、マグネットで簡単に所定の位置に戻すことができます。ケース使用の場合、バッテリー充電は22時間持続。
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ワイヤレス充電はできず、microUSBケーブルを接続する必要あり。価格を考えれば納得。

Jib Trueの充電ケースは、AirPodsの白いケースとはまったく異なり安価なプラスチック製に感じられますが、蓋は満足のいく具合にガシッと開閉できます。また、磁石により所定の位置に保持され、内部に保管しているあいだに充電が可能で、最大22時間持続するといいます。ケースの充電は(ワイヤレス充電ではなく)背面のmicroUSBポートを介します。この場合、フル充電で6時間持続とのこと(ただしケースに保管しておくと延長できます)。

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AirPodsやAirPods Proのケースと比べても大きくなく、ポケットサイズ。

コンパクトなAirPodsやAirPods Proのケースと比べると、Jib Trueワイヤレスイヤフォンの充電ケースはちょっぴり大きめですが、それでもコンパクトでポケットに入れて持ち運びやすいサイズとなっています。デザインはシンプルで、機能的にも十分だといえそうです。

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そのほか30ドルのワイヤレスイヤホンに付属されるのは、上の画像の通り。ユーザーガイド、microUSB充電ケーブル、シリコンイヤーチップ2つが入った小さなビニール袋。

チップは3種類のサイズから選べます。自分に合う耳の形や大きさに"ピッタリ"合うものが見つかればラッキーですが、多くの場合は"だいたい"合う程度かもしれません。もし装着感にとことんこだわる人は、形状記憶型のチップを別途用意するという手もあります。

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安価な電子機器を購入する際によくある暗黙の了解は、ガジェットが大きすぎるというケース。ただしSkullcandyのJib Trueワイヤレスイヤフォンは、私がこれまで試したイヤフォンのなかでも小さめです。

その理由のひとつは、Apple、Sony、Jabraのイヤフォンとはちがってノイズキャンセリング技術が組み込まれていないからかもしれませんが、通常インイヤー型のイヤフォンデザインではすでに多くのノイズを遮断するのに効果的な傾向があるため、絶対的にノイズキャンセリング機能が欲しいというわけでなければやはり検討を続ける価値ありです。

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耳からはみ出しますが、これが致命的かといえばそうでもなく。

耳からはみ出してしまうのはしょうがないとして、適切なサイズのシリコンチップを使用して耳にしっかりと固定していれば、軽くて落ちるかもという心配もありません。ただ、ランニングや激しめな運動中の装着に適しているかはわかりません。

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スカルデザインが特徴的。各イヤフォンにはボタンがありますが、誤ってイヤフォンを耳から外すことなくボタンを押すのに一苦労しました。

ここまでは多くのワイヤレスイヤフォンに共通する機能かもしれませんが、Jib Trueの場合、装着中に小さなボタンをクリックするのがなかなか大変。イヤフォンが耳から外れないよう押さえながらボタンを押すといった動作が必要になります。結果的に、ショートカットボタンを押すのを諦めてスマホで操作するようになるかもしれません。

Jib Trueのワイヤレスイヤフォンは、すべての人にとって最高...とはいえないかもしれません。音質にこだわるなら、もう少し高価なものが必要です。たとえばAirPods Proよりもはるかに安価なところでは、ソニーのWF-XB700ワイヤレスイヤフォン(130ドル)もあります。でももし、もう少し予算を押さえたい人や、ワイヤレスイヤフォンを無くしやすいという人はJib Trueのワイヤレスイヤフォンを検討しても良いかもしれません。このイヤフォンに感動させられることはないかもしれませんが、がっかりさせられることもないはずです。

メモ

・30ドルで普通に音質が良い、もっとも安価なワイヤレスイヤフォン。

・AppleのAirPods Proから得られるものほど完全ではなく、低音の周波数が過度に高まることがある。とはいえ30ドルという価格を考慮すればこれは許容範囲。

・ノイズキャンセルやワイヤレス充電機能はなし。

・充電ケースを使用してイヤフォンを充電すると、バッテリーの寿命は22時間。microUSBケーブル付属。

・シリコンイヤフォンチップのサイズは3種類。

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