野口さんら搭乗のスペースX宇宙船、日本時間15日に打ち上げ

  • author 塚本直樹
野口さんら搭乗のスペースX宇宙船、日本時間15日に打ち上げ
Image: SpaceX/NASA

記念すべき運用1号機!

今週土曜日(米国時間)、NASAとSpaceX(SpaceX)4人の宇宙飛行士を国際宇宙ステーション(ISS)へと打ち上げます。日本からは、野口聡一宇宙飛行士がミッションに参加しますよ!

2011年にスペースシャトル計画が終了して以来、実に9年ぶりとなるアメリカ独自の宇宙飛行士の打ち上げ。今年はじめにNASAのRobert Behnken(ロバート・ベーンケン)飛行士とDouglas Hurley(ダグラス・ハーリー)飛行士がスペースXのCrew Dragon(クルー・ドラゴン)宇宙船にDemo-2ミッションとして搭乗し、ISSへと往来しています。

今回のResilienceと名付けられたミッションは、フロリダにあるNASAのケネディ宇宙センターのLaunch Complex 39Aから、米国東部標準時の11月14日午後7時49分(日本時間15日午前9時49分)に予定されており、NASAもストリーミング配信を実施します。アメリカ空軍による土曜日の好天確率は70%で、積乱雲と熱帯性低気圧「Eta」による降水量が第一の懸念事項となっています。

Video: NASA/YouTube

今週初め、NASAとスペースXはクルー・ドラゴンとFalcon 9(ファルコン9)の飛行証明を完了しました。そして11月11日、ミッションプランナーはファルコン9のロケット第1段の9基のマーリンエンジンを7秒間発射し、スタティック・ファイア・テストを成功させています。ファルコン9の第1段ロケットは 大西洋上のドローン船「Just Read the Instructions(ジャスト・リード・ザ・インストラクション)」に 着陸する予定です。

クルー・ドラゴンのクルーとなるNASAのMike Hopkins(マイク・ホプキンス)飛行士、Victor Glover(ビクター・グローバー)飛行士、Shannon Walker(シャノン・ウォーカー)飛行士、JAXAの野口聡一飛行士は、打ち上げから約11時間後にISSに到着し、第64次長期滞在クルーのKate Rubins(ケイト・ルービンズ)、Sergey Ryzhikov(セルゲイ・リジコフ)、Sergey Kud-Sverchkov(セルゲイ・クド=スベルチコフ)と合流する予定です。

惑星協会によると、ISSの乗組員は7名で満員になります。また、第64次長期滞在は6ヶ月間の予定です。

そしてクルーは科学、あるいは技術的なミッションを山のようにこなします。具体的にはISSに新しい実験装置を届けることに加えて、宇宙での食事を改善する方法を研究し、宇宙飛行士の脳と心臓の機能を調査し、大根を栽培し、微生物を使ったバイオミネイジング(今週初めに取り上げた現在進行中の実験の一環として)などの科学プロジェクトに取り組みます。また、xEMUと呼ばれる次期アルテミス月面着陸スーツのためのコンポーネントのテストも行ないます。

記念すべきクルー・ドラゴンの初運営ミッションと、それに参加する野口さんの無事と活躍を期待したいですね!

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