iPad Air(2020)レビュー:Proじゃなくてもいいならこれ!

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  • author Caitlin McGarry - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
iPad Air(2020)レビュー:Proじゃなくてもいいならこれ!
Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

これはもう普通に、欲しくなる...。

ベーシックなiPadとハイエンドなProのちょうど中間どころにある、新しいiPad Air。米Gizmodoのレビューによれば、ほぼ文句なし! だとか。特にProと比べてみてどうなのか…。さっそくチェックしてみましょう!


今年初旬に出たApple(アップル)のiPad Pro(12.9インチ)は大大大好き。でも、外出先で軽く作業をしたり、小さなタブレットを使って本を読んだり、ベッドでテレビを見たりしたい私にとって、大きくて高価でカメラも最高で拡張現実機能があってもはやパソコンの代わりになるくらいパワフルなProは、ちょっぴりトゥーマッチ感がありました。多くの人にとって、このすべての機能は不可欠…というわけではないんじゃないかなと思うところもあり。

そんなこんなで、10月に安価で高性能な第4世代iPad Airが登場したときはかなり高まりました。新しいiPad Airは、10.9インチのRetinaディスプレイ、フラットエッジのiPad Proに似たデザイン、11インチiPad用の第2世代Apple PencilやMagic Keyboardなどのアクセサリのサポート、さらにA14 Bionicプロセッサ(最新かつ最高のAppleチップ※後に詳述)を搭載しています。

価格は62,800円(税別)〜。安い! とは言いづらいかもしれません。でも、いいパソコンを買うのと比べたら高くはないかも…? なにより、Samsung(サムスン)やMicrosoft(マイクロソフト)のタブレット(価格はほぼ同じ、パフォーマンスは低め、バッテリー寿命は短め)と比べたらちょっとだけお買い得にも感じるかも…? とはいえ実際に使ってみると、多くの人にとって最高のタブレットだといえそうです。

iPad Air(2020)

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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

これは何?:AppleのミッドレンジiPad。

いくら?:6万2800円〜(アクセサリは別売)。

好きなところ:ポータブルなのに大きな画面、iPadProと同等のパフォーマンス、USB-C充電でバッテリー寿命持続もなかなかよし。

好きじゃないところ:Touch IDセンサーに慣れない…?

エンタメ・リラックス系に向いているiPad Air

iPad Proが本格的な作業向けに設計されているとしたら、iPad Airはエンタメやリラックス系。超軽量で、重さはたったの458g。今回のレビュー機であるローズゴールドのほか、ユニークなグリーンやスカイブルーなどカラー展開も多彩です。

AirとProの大きな違いは、Touch ID。Airは薄いベゼルやモダンなデザインがProと共通していますが、Face IDの代わりにTouch IDを使用してロック解除する必要があります。しかも前面や画面下中央ではなく、側面の音量ボタンに隣接する上部ベゼルに指紋センサーが配置されているので、正直まだちょっと慣れません。特にProが顔をスキャンして自動的にロック解除するのに慣れていた身からすると、いまだにロック解除を待って画面を見つめてしまったり。Airは、そのことに気づいてか画面にロック解除の指示を出してくれるのですが、不慣れな私は毎回この「Touch ID」というリマインダーを見るまでボーッとしてしまいます。

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ロック解除はこのサインがないと、ただ画面を見つめる時間を過ごすことになる...。
Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

指紋認証に慣れないという問題を除けば、iPad Airは私が今まで使用したなかで最高のタブレットです。鞄に入れてロードトリップに出かけたり、プールサイドに持ち出してLibbyアプリで図書館の本を読んだり(Airの画面は朝日の下でもちょうどいい)、ベッドでNetflixを見たり、ソファの上でネットサーフィンしたり。ポータブルで使いやすい。

バッテリー寿命に関しては、Airは動画再生テストの結果10時間30分続きました。ちなみにPro(12.9インチ)が12時間だったのと比べると短めですが、SamsungのGalaxy Tab S7 +が8時間2分、MicrosoftのSurface Go2が7時間19分だったのと比べると、他社タブレットよりも長続きしてくれます。

また、AirはUSB-C充電対応なので、SidecarでMacのサブディスプレイとして使うのにも最適です。トラックパッドやマウスのサポートに加えて、Magic Keyboardなどのアクセサリ用のスマートコネクタ内蔵で、優れたパフォーマンスを発揮してくれるので作業用にももってこいです。

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Magic Keyboardは300ドルしますが、とっても気に入っています。第二世代のApple Pencilもよいですが、アート系の作業も手書きもあまりしない人(私)にはあまり活躍の機会がなかったりして。
Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

iPad Airの処理能力はA14 BionicのおかげでiPad ProのA12Z Bionicと比べてもベンチマークテストでも接戦。実際にタスク処理やメディア消費をしているなかで、このふたつの違いはほぼわからないくらいです。

iPadで写真撮影を多くしたい場合、Proのカメラの方がベターです。私はiPadをカメラ代わりにすることがなく、iPhone 12 Proですら拡張現実アプリを使用することもほぼないので、ProのデュアルレンズセットアップとLiDARスキャナーはちょっと盛り沢山すぎると感じていました。

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みんなProのカメラの話ばかりしてるけど、Airのカメラもとってもよい。
Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo

10.9インチのディスプレイはマルチタスク派にはちょっと小さいかも?

iPadはマルチタスクにも向いていますが、Airは複数のアプリを同時に使用してアプリを瞬時に切り替えるのが簡単な一方で、10.9インチの画面は人によってはちょっと小さく感じるかもしれません。Kinja CMS、Slackでの会話、Twitter、写真編集、その他あらゆるタスク間をあちこち移動していると(特に12.9インチのProと比べて)Airの画面サイズでは少し窮屈に感じることもあります。もちろん、これは個人的な好みの問題なので、皆がみんなそうだとは言いません。そんなに頻繁にいろいろなアプリをあれこれ使うほうではないという人は気にならないかもしれません。

Magic Keyboardは素晴らしいですが、3万1800円の追加料金が発生します。た、高いんですよねぇ…。仕事や趣味でタイピングしまくるという人は検討する価値ありですが、そうでなければBluetoothキーボードで済ませるという選択肢もあります。

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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo


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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo


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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo


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Photo: Caitlin McGarry/Gizmodo


最後に、Airのスピーカーは素晴らしく、画面も明るくて最高です。iPadOS 14には、Apple Pencilを使ったScribbleのサポートなど、便利な機能で溢れています。Touch IDの(個人的には)混乱する配置を除けば、iPad Airは文句なし! です。ベーシックなiPad(こちらも特段問題なし。Airの優れた機能の多くは不足気味)と多くの機能を備えたハイエンドなiPad Proのちょうど中間どころにあって、タブレットが欲しい人には全力でオススメできそうです。

メモ

・Face IDなし。TouchIDを使用するためにiPadOSからのリマインド(画面に表示される)が必要でした。それも毎回。

・それを除けば、素晴らしいタブレット!多くの人に向いてるはず。

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