Twitterが浄化されるのか、むしろより荒れるのか。
Twitterに「よくないね(dislike)」ボタンができるかもしれません。
Twitter社のプロダクト責任者Kayvon Beykpour氏は、サイバーセキュリティ専門家のJackie Singh氏とのTwitter上のやりとりの中で、「誤報の拡散を制限したり、ボットユーザーを削除したり、ハラスメントを排除するのと同様に、反対票を投じる機能は、プラットフォームの最優先事項の1つではないが、その機能は我々が模索しているものだ」と発言しました。
Instead of feature development how about you focus on the following REAL PROBLEMS instead:
— Jackie (@find_evil) November 17, 2020
> Removing all coordinated inauthentic behavior
> Improving user experience regarding harassment and reporting
> Add dislike button or downvote capability
> Disinformation harming users https://t.co/NW7iynPaf4
最近Twitterは、さまざまな新機能を追加していて、特に目新しいのは「フリート(Fleets)」で、24時間後に自動的に消えるInstagramのストーリーのような投稿手段です。Twitterのタイムライン上に永遠に残したくない無意味な投稿を気軽にできるように設計されています。
すでにTwitterには、RTされてきたツイート等に「このツイートに興味がない」ラベルを選択することで、タイムラインに表示されるコンテンツをコントロールするオプションが存在します。このラベルを選択することで、ユーザーは、疑わしいコンテンツをリツイートしたユーザーをミュートしたりブロックするだけでなく、コンテンツ表示の優先順位のアルゴリズムを調整することができます。ツイートに対して「よくないね(dislike)」ボタンを表示するオプションは、ユーザーのタイムラインに同様の影響を与える可能性があり、少しプロセスを合理化するだけかもしれません。
That doesn’t mean that “downvotes” specifically are the solution. Definitely one option. We’re exploring other incentives/disincentives as well.
— Kayvon Beykpour (@kayvz) November 18, 2020
Kayvon Beykpour氏は「反対票の機能が具体的な解決策という意味ではない。選択肢の1つであるということ。他の対策も検討している」とTwitterで発言している通り、今すぐ「よくないね(dislike)」ボタンが実装されるというわけではありません。
ドナルド・トランプ米大統領のツイートには「誤解を招く恐れある」と警告ラベルがよく現れますけどね。