だれが何のために? ユタの荒野で謎のモノリス発見

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  • author satomi
だれが何のために? ユタの荒野で謎のモノリス発見
Image: Google Earth, ユタ州公安局

そういえば異常現象2020年、まだ12分の1残ってるんだった…。

羊が1匹、羊が2匹…とユタ州公安局が例年どおり上空ヘリから野生の大角羊の個体数を数えていたところ、赤茶けた岩に囲まれて光を放つ奇妙な物体を発見。係員が地上に降りて確認したら『2001年宇宙の旅』のモノリスを思わせるメタルの柱であることがわかり、謎が謎を呼んでいます。

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Image: ユタ公安局
建てる意味がわからない。

発見状況

発見したのはユタ州公安局航空部と野生資源部の合同調査隊です。第1発見者の生物研究員は羊を数えていたのですが、急にBret Hutchings操縦士を止めて、「うわわわ、ちょっとヘリUターンさせて。いまなんか黒いのあった。行って調べないと!」と叫んだのだといいます。

発見場所

調査隊は付近にヘリを停め、「だれかが消されたら全力疾走」とジョークを飛ばし合いながら心を奮い立たせて謎の物体に向かいました。

発見地点はまともなトレイルひとつない荒野の岩場です。あまりにも「遭難確実」(州公安局)な地形なため、緯度経度について当局は発表を控えていますけど、ネットの調査力はすさまじく、発表から数時間で特定されてしまいました。こんな美しい大自然の広がる付近にあるみたいですよ。

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周辺はこの世のものとも思えない世界
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Image: ユタ公安局
探していたのは大角羊。

モノリスの状態

モノリスは高さ10~12フィート(3~3.6m)で、だいたい大人2人ぶんの背丈に近い感じです。

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Image: ユタ公安局
まさかこんな調査になるとは。
Video: Guardian News/YouTube
「だれがこんなところに?」と調査隊も首をかしげるばかり。

「長年ヘリ飛ばしてるがこんな奇妙なものは見たことない」とHutchings操縦士は地元TVに驚きを語っています。

2001年宇宙の旅のモノリスのファン?

スタンリー・キューブリック監督の名画『2001年宇宙の旅』にたびたび出てくるモノリスは、なでると知性が覚醒して高度な知的生命体に進化する不思議な柱です。宇宙で最初に知性をもった種族、ファーストボーンが宇宙中にばら撒いたという設定になっています

Video: urffue/YouTube
人類誕生の瞬間を描いた『2001年宇宙の旅』のモノリス。ユタのモノリスで閲覧激増中。

でも映画のモノリスが1:4:9であるのに対し、ユタのモノリスは三角柱でディメンションが異なります。また、前者は黒くて光らない、後者はメタルで光る、という違いもあり、「ファンにしてはアバウト」(Science Alert)だという声も。

アート?

2011年に他界した彫刻家ジョン・マクラッケンもこんな感じの石柱を量産していたので、そのひとつ?という人もいますが、代理人事務所はThe Art Newsletterに「遺作ではない」と否定しています。残るは「ファンによるオマージュ」の可能性ですが、今のところまだ名乗り出るアーティストはいなくて謎は深まるばかりです。

当局の見解

「大角羊がなでると高度な知的生命体に化けるのではないか」との不安が広まるなか、ユタ公安局は調査に全力を挙げる…かどうかを協議するとともに、「国有地に事前の許可なくアートや建物を設営する行為は違法です。これは異星人にも一律適用されます」とサイトで全宇宙に注意を呼び掛けています。気をつけましょう。

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